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不動産経済研究所『首都圏と近畿圏のマンション市場動向(10月)発表』


株式会社不動産経済研究所は、11月18日、2013年10月度 首都圏と近畿圏の「マンション市場動向」を発表した。

【首都圏のマンション市場動向】
●10月の新規発売戸数は3,506戸である。対前年同月(2,887戸)比21.4%増、対前月(5,968戸)比41.3%減である。
●10月の地域別発売戸数は東京都区部1,854戸(全体比52.9%)、都下222戸(同6.3%)、神奈川県794戸(同22.6%)、埼玉県356戸(同10.2%)、千葉県280戸(同8.0%)となっている。東京都のシェアは59.2%。
●新規発売戸数に対する契約戸数は2,790戸で、月間契約率は79.6%。前月の83.5%に比べて3.9ポイントダウン、前年同月の72.7%に比べて6.9ポイントアップとなっている。
●10月の地域別契約率は都区部84.1%、都下82.4%、神奈川県81.2%、埼玉県63.5%、千葉県62.9%である。
●10月の1戸当り平均価格、1平米当り単価は、4,909万円、71.1万円である。
2013年9月は5,044万円、71.1万円であったので、前月比総額では135万円(2.7%)のダウン、平米単価は同値であった。
2012年10月は4,218万円、60.9万円であったので、前年同月比総額では691万円(16.4%)のアップ、平米単価は10.2万円(16.7%)アップしている。
●10月の地域別平均価格、1平米当り分譲単価は以下のとおり。
東京都区部5,801万円、86.8万円(21.7%アップ、16.2%アップ)、都下4,427万円、61.7万円(5.6%アップ、7.7%アップ)、神奈川県4,012万円、57.4万円(2.1%ダウン、1.2%ダウン)、埼玉県3,655万円、51.2万円(2.0%アップ、6.2%アップ)、千葉県3,517万円、46.0万円(4.4%アップ、1.8%アップ)。
●即日完売は281戸(全体の8.0%)で、フラット35登録物件戸数は3,171戸(同90.4%)であった。

【近畿圏のマンション市場動向】
(調査対象地域=大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県の2府4県)
●10月の新規発売戸数は1,404戸である。対前年同月(2,109戸)比705戸、33.4%減、対前月(3,671戸)比2,267戸、61.8%減である。
●10月の地域別発売戸数は大阪市部376戸(全体比26.8%)、大阪府下384戸(同27.4%)、神戸市部187戸(同13.3%)、兵庫県下86戸(同6.1%)、京都市部240戸(同17.1%)、奈良県40戸(同2.8%)、滋賀県91戸(同6.5%)、京都府下、和歌山県での発売はなかった。
●新規発売戸数に対する契約戸数は1,118戸で、月間契約率は79.6%。前月の80.5%に比べて0.9ポイントのダウン、前年同月の80.4%に比べて0.8ポイントのダウンとなっている。
●10月の地域別契約率は大阪市部79.3%、大阪府下82.3%、神戸市部72.7%、兵庫県下70.9%、京都市部86.3%、奈良県55.0%、滋賀県85.7%。
●10月の1戸当り平均価格、1平米当り単価は、3,382万円、50.7万円である。前年同月に比べ戸当たり価格は2カ月連続のアップ、平米単価は7カ月連続のアップ。
2013年9月は3,514万円50.8万円であったので、前月比総額では132万円(3.8%)のダウン、平米単価は0.1万円(0.2%)ダウン。
2012年10月は3,002万円、50.1万円であったので、前年同月比総額では380万円(12.7%)のアップ、平米単価は0.6万円(1.2%)のアップ。
●10月の地域別平均価格、1平米当りの分譲単価は以下のとおり。
大阪市部3,075万円、48.5万円、大阪府下3,286万円、44.1万円、神戸市部3,471万円、58.5万円、兵庫県下3,627万円、50.3万円、京都市部3,800万円、65.6万円、奈良県3,431万円、44.8万円、滋賀県3,525万円、46.4万円。
●即日完売は9戸で全体の0.6%、フラット35登録物件戸数は1,112戸(同79.2%)であった。


ニュースリンク先
http://www.fudousankeizai.co.jp/Icm_Web/dtPDF/kisha/syuto.pdf(首都圏)
http://www.fudousankeizai.co.jp/Icm_Web/dtPDF/kisha/kinki.pdf(近畿圏)