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東日本レインズ『首都圏不動産流通市場の動向(2013年4~6月)発表』


公益財団法人東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)は、7月17日、首都圏における2013年4~6月の不動産流通市場の動向を発表した。

【中古マンション概況】
●首都圏における2013年4~6月の中古マンション成約件数は9,344件(前年同期比22.1%増)で、7期連続で前年同期を上回り、増加率は2割を超えている。すべての都県・地域で前年同期を上回り、東京都区部は3割近く伸びている。
●成約物件の1平米当たり単価は首都圏平均で39.81万円(前年同期比4.9%上昇、前期比1.1%上昇)で、3期連続で上昇している。
●成約物件価格は2,567万円(前年同期比4.4%上昇、前期比0.7%下落)で、専有面積の縮小もあって4期ぶりに下落している。成約物件の価格帯別件数を見ると、1,000万円未満の価格帯の比率が拡大している。

【中古戸建住宅概況】
●首都圏における2013年4~6月の中古戸建住宅成約件数は3,211件(前年同期比11.9%増)で、8期連続で前年同期を上回り、増加率も2ケタ台で推移している。すべての都県・地域で増加している。
●成約物件価格は2,907万円(前年同期比0.2%下落、前期比1.3%下落)で、ともに下落している。成約物件を価格帯別に見ると、2,000万円未満の比率が拡大(35.5%→37.8%)している。
●成約物件の土地面積は152.90平米(前年同期比4.0%拡大、前期比1.3%拡大)、建物面積は105.65平米(同0.2%縮小、同0.03%縮小)となっている。平均築年数は20.04年で、築浅の物件にシフトしている。

【新築戸建住宅概況】
●首都圏における2013年4~6月の新築戸建住宅成約件数は1,271件(前年同期比17.5%増)で、6期連続で前年同期を上回っている。すべての都県・地域で前年同期を上回っている。
●成約物件価格は3,462万円(前年同期比0.1%上昇、前期比3.4%上昇)で、2期ぶりに上昇している。成約物件を価格帯別に見ると、3,000万円以上5,000万円未満の比率が拡大(50.5%→57.2%)している。
●新規登録件数は16,231件(前年同期比同3.6%増)で、12期連続で前年同期を上回っている。

【土地(100~200平米)概況】
●首都圏における2013年4~6月の土地(100~200平米)の成約件数は1,511件(前年同期比14.8%増)で、8期連続で前年同期を上回っている。都県・地域別に見ると、多摩地域を除く各都県・地域で前年同期を上回っている。
●成約物件の1平米当たり単価は首都圏平均で20.30万円(前年同期比3.5%上昇、前期比1.1%上昇)で、3期連続で上昇している。
●新規登録件数は10,699件(前年同期比8.5%減)で3期連続で前年同期を下回っている。すべての都県・地域で減少している。


ニュースリンク先
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/sf/sf_201304-06.pdf