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東日本不動産流通機構『首都圏不動産流通市場の動向(2012年7月~9月)』発表


公益財団法人東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)は、首都圏における2012年7月~9月の不動産流通市場の動向を発表した。

■中古マンション概況
首都圏における2012年7~9月の中古マンション成約件数は7,451件(前年同期比9.7%増)で、4期連続で前年同期を上回っている。すべての都県・地域で前年同期を上回っている。
成約物件の1平米当たり単価は首都圏平均で37.88万円(前年同期比2.2%下落、前期比0.2%下落)で、ともに2期連続で下落している。
新規登録物件の1平米当たり単価は43.39万円(前年同期比5.1%下落、前期比1.2%下落)で、前年同期比・同期比ともに下落し、前期比では6期連続で下落している。

■中古戸建住宅概況
首都圏における2012年7~9月の中古戸建住宅成約件数は2,824件(前年同期比10.4%増)で、5期連続で前年同期を上回り、増加率も2ケタとなっている。すべての都県・地域で増加している。
成約物件価格は2,892万円(前年同期比2.4%下落、前期比0.7%下落)で、ともに下落している。
成約物件を価格帯別に見ると、3,000万円以上5,000万円未満の比率が拡大(25.5%→26.5%)、5,000万円以上7,000万円未満の比率が縮小(7.7%→6.9%)している。
新規登録物件の土地面積は173.66平米(前年同期比1.3%縮小、前期比2.0%縮小)、建物面積は112.89平米(同0.2%縮小、同0.6%縮小)となっている。
平均築年数(中古)は20.19年で、古い物件にシフトし、初めて20年台となっている。

■新築戸建住宅概況
首都圏における2012年7~9月の新築戸建住宅成約件数は1,195件(前年同期比11.5%増)で、3期連続で前年同期を上回っている。都県・地域別に見ると、千葉県と横浜川崎地域を除いて前年同期を上回っている。
新規登録件数は16,013件(前年同期比同17.2%増)で、9期連続で前年同期を上回っている。

■土地(100~200平米)概況
首都圏における2012年7~9月の土地(100~200平米)の成約件数は1,357件(前年同期比5.7%増)で、5期連続で前年同期を上回っている。都県・地域別に見ると、千葉県の減少が目立っている。
新規登録件数は11,500件(前年同期比7.7%増)で6期連続で前年同期を上回っている。すべての都県・地域で増加している。


ニュースリンク先
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/sf/sf_201207-09.pdf