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東日本不動産流通機構『2012年7月度「首都圏の住宅市場動向」』発表


公益財団法人 東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は、2012年7月度の首都圏の住宅市場動向を発表した。

■中古マンション
首都圏中古マンションの成約件数は2,736件(前年同月比17.2%増)で、2カ月連続で2ケタ台となっている。2年前の2010年7月(2,459件)と比べても11.3%増加しており、高水準。1都3県そろって前年同月を大きく上回っている。成約平米単価は首都圏平均で38.02万円(前年同月比0.8%下落、前月比0.8%上昇)で2カ月連続で上昇、成約平均価格も2,513万円(同1.3%上昇、同4.4%上昇)と上昇に転じている。成約平均面積は66.09平米、平均築年数は18.83年。新規登録件数は15,224件(前年同月比1.9%増)で、28カ月連続で前年同月を上回っているが、増加率は縮小傾向となっている。新規登録物件の平米単価・価格は下落している。

■中古戸建住宅
首都圏中古戸建住宅の成約件数は1,045件(前年同月比19.0%増)で、2カ月連続で2ケタ台となっている。2010年7月(875件)と比べても19.4%増加しており、中古マンションと同様に高水準。1都3県そろって前年同月を上回り、東京都は3割を超える増加となっている。成約平均価格は2,986万円(前年同月比0.7%上昇、前月比4.2%上昇)で、3カ月ぶりに上昇。土地面積は首都圏平均で158.42平米、建物面積は108.59平米。平均築年数は19.72年。新規登録件数は5,753件(前年同月比5.0%増)で16カ月連続で前年同月を上回っている。価格は下落して3,700万円台に戻している。

■新築戸建住宅
首都圏新築戸建住宅の成約件数は、399件(前年同月比5.6%増)で、2カ月連続の増加。埼玉・神奈川両県は前年同月を下回っているが、東京都の大幅増で首都圏全体では前年と比べて増加している。成約平均価格は3,414万円(前年同月比0.2%下落、前月比2.5%下落)。土地面積は首都圏平均で114.70平米、建物面積は94.53平米。

■土地
首都圏土地(面積100~200平米)の成約件数は495件(前年同月比10.5%増)で、12カ月連続で前年同月を上回り、増加率も2ケタに拡大している。都県別では千葉県を除く1都2県が増加している。成約平米単価は19.18万円(前年同月比5.8%下落、前月比1.4%下落)、成約平均価格は2,736万円(同4.5%下落、同1.9%下落)とともに2カ月連続で下落している。


ニュースリンク先
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201207.pdf