アットホーム『首都圏の居住用賃貸物件（8月）』市場動向発表
アットホーム株式会社は、同社の全国不動産情報ネットワークにおける、2012年8期の首都圏の賃貸物件成約数・成約賃料について市場動向を発表した。
■神奈川県はシングル・カップル向きアパートがふるわず3か月ぶりに減少。
8月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は15,626件で､前年同月比6.5%増加し､3か月連続のプラスとなった。特にアパートの成約が堅調で、増加率はマンションを5ポイント近く上回っている。
またエリア別では､埼玉県が同15か月連続の増加と好調だ。一方､神奈川県ではシングル向き（30平米未満）・カップル向き（30～50平米）アパート等がふるわず、同3か月ぶりに減少に転じた。
■マンション賃料の下落続く。新築アパートは同4か月連続上昇。
平均賃料は､マンションの下落が続いているが､8月は新築マンションの下落率が二ケタとなった。これは､東京23区でシングル向きの成約が大幅に増加したこと等によるもの。
一方､新築アパートではファミリー向き（50～70平米）の需要増が続いており、4か月連続の上昇となった。
