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LIXIL住宅研究所『ミセスへの「家事」についてのアンケート調査』結果発表


株式会社LIXIL住宅研究所 フィアスホームカンパニーは、自社が運営する住まいの情報サイト「おうち*くらぶ」において、ミセスの意見を中心に住生活に関する様々なテーマについて調査・分析し公開している。今回、2007に年実施したミセスの「家事」をテーマとしたアンケート調査を、5年後に同内容にて再度調査を実施。ミセス210名の回答を得た。

【調査概要】
●調査期間:2012/06/20~2012/07/23 
●調査対象:おうち*くらぶ会員のミセス210名
●調査方法:インターネット調査

【調査の目的】
『おうち*くらぶ』は、住宅フランチャイズチェーンを全国に展開するフィアスホームの企画担当の女性が中心の住まいづくり研究所が運営する、暮らしを、家族を見つめ、笑顔の中心となる空間『住まい』を考えるサイトだ。「快適な住まいについて知りたい」「もっとおしゃれに暮らしたい」「最新のインテリア情報が知りたい」そんな憧れやこだわりにフィットする、住まいや暮らしを彩る情報を伝えている。近年、“お掃除ロボット“や”食器洗い乾燥機“などの機器や、毎日の献立の参考となるレシピ検索サイトなど、家事の負担軽減を目的とした商品やサービスが増えてきている。本調査は、5年前と比較し、ミセスの家事負担がどのように変化したか、一番家にいることが多いミセスのことをより深く理解するため、住まいの情報サイト「おうち*くらぶ」会員を中心に、ミセスの方々を対象に調査を行った。

【主な調査結果】
(1)日常の家事に対し、負担に感じているミセスが76%と2007年より約10%増加
はじめに、「日常の家事(炊事、洗濯、掃除など)について、どの程度負担に感じていますか?(単一回答)」との問いに対し、非常に負担に感じているが23%、ある程度負担に感じているが53%、どちらとも言えないが10%、それほど負担に感じないが12%、負担に感じない(むしろ好き)が2%との結果になった。
2007年度に実施した同様のアンケートにおいては、負担に感じているが16%で、ある程度負担に感じているのは51%との結果だったことより、2012年と比較すると、それぞれ7%・2%のアップという結果となり、約10%も家事の負担感が増加した。その分、どちらとも言えない、が5%ダウン、それほど負担に感じないが1%ダウン、負担に感じない(むしろ好き)が3%ダウンという結果となった。

(2)第一子が小学生の子育て世帯が97%と飛びぬけて家事の負担を感じている!
家事の負担を〈家族形態別〉に見てみると顕著な結果が現れた。【子育て世帯】のミセスの多くが突出して、家事を負担に思っていることがわかった。第一子が未就学児の家族で85%、第一子が小学生の家族ではなんと97%のミセスが家事を非常に負担あるいは、ある程度負担に感じていることがわかった。

(3)負担に感じる家事のワーストは2007年と変わらず『食事の支度』がダントツ!
●家事を負担に感じている理由は「家事の量」、「共働き」、「子育て」、「家族の協力」、「年齢的な問題」も
フリーアンサーを見ると、負担に感じるミセスの理由は「家事の量が多い・共働きで時間がない・家事と子育ての両立が難しい」との回答が多く見られ、家事・仕事・子育てと多忙な毎日を過ごすミセス像がうかがえた。また、主人や家族の協力の有無により、負担に感じる・感じないに大きな違いがある事もわかった。

『ミセスが負担に感じる家事ワースト10』についても調査を実施したところ1位はダントツで「食事の支度」(67件)、2位は「掃除全般」(38件)、3位は「お風呂掃除」(37件)、4位は「洗濯全般」(32件)、5位は「食事の後片付け」(29件)の順になった。
『食事の支度』についてのフリーアンサーを見てみると、「共働きで考える時間が無い」や「毎日の繰り返しだから」、「献立に悩む」、「食事の支度以外は1日に一度以下ですむから」などのコメントがあった。
『掃除全般』についてのフリーアンサーは特に多く、「子どもがいるからすぐにちらかる」、「うまく収納できない、収納場所が無い」、「やってもやってもすぐに汚れる」、「掃除機をかける以外の掃除の仕方がわからない」など、のコメントがあった。


ニュースリンク先
http://www.value-press.com/pressroom/100584/pwrz4oDW/4518