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ダイキン工業『第18回現代人の空気感調査「夏場のエアコン利用と健康管理」』結果発表


ダイキン工業株式会社は、この度、全国の20代~70代の男女700人を対象に「夏場のエアコン利用と健康管理」をテーマにした『第18回現代人の空気感調査』アンケートを実施した。

【調査概要】
●調査実施:株式会社アイシェア
●調査方法:アンケート調査(インターネット調査による)
●調査期間:2012年6月8 日(金)~6月9日(土)
●調査対象:全国の20代、30代、40代、50代、60代、70代の男女
●回答人数:720名(男性357名、女性363名)

【調査結果】
●昨夏の節電による冷房控えの実態 ~ 政府推奨の28度実践者は3割
昨年の震災以降、生活者の節電意識が一気に高まった。特に家庭の中では、消費電力の一番高いエアコンの節電が注目された。
自宅でのエアコン冷房をどのように控えたかを聞いたところ、「利用時間の短縮」や「設定温度を高めにする」などが比較的多くなっており、政府が推奨する28度設定の実践者は3割にとどまっている。
また昨夏、エアコンを控えた人の9割が暑さを感じており、「我慢する節電」になっていたことが伺える。60代、70代では、節電による暑さを感じている人が比較的少ない結果が出ているが、注意が必要だ。自律神経の低下も懸念され、結果的に熱い環境で過ごす人も出てくるなど、熱中症などに注意が必要といえそうだ。

●今夏の節電と健康管理 ~ 3人に1人が「両立に自信がない」
節電によりこれまでの夏の過ごし方が変わってきた。そのため、生活者の意識も節電と健康管理との両立を重要視している。
今夏の節電と健康管理の両立について聞いてみたところ、約3割の人がエアコンの利用を控えながら健康管理していくことに「自信がない」と回答している。昨年は「はじめて節電にチャレンジする」という人も多く、思いつくあらゆる手を尽くして節電に取り組んだ結果、体調を崩すなどの経験をした人も多かったからではないかと推察している。
実際に過度に我慢して節電すると、健康への影響も出やすいため、今後は、推奨温度28度でもより快適に過ごせる方法や健康管理について、浸透させていく必要があると考える。

●『冷房弱者』の実態 ~ 冷房が苦手な『冷房弱者』は54.9%
夏場の冷房が「とても苦手」と答えた人は12.5%、「少し苦手」は42.4%で、合計54.9%と半数以上が冷房を苦手とすることがわかった。男女別にみてみると、女性は64.7%と予想通り多いが、男性でも44.8%と半数近くの『冷房弱者』であることが調査結果から明らかになった。
さらに、『冷房弱者』を年代別/男女別にみてみると、女性では比較的年齢層の若い20代・30代・40代で、冷房の苦手意識が突出して高い数値となっている。この年代の女性は、「他の人と同じ空間で仕事をする職に就いている」人が多く、自分で冷房をコントロールできないということもあって、「自分の健康は自分で守る」という防衛意識や実際の対策ノウハウを多く持っていると思われる層だ。
※『冷房弱者』:冷房が効いた環境において体調不良などになった経験をもち冷房に苦手意識を持つ人。寒すぎても家族や他人を気遣い我慢してしまう人。

【ダイキンからの提案】
冷房が苦手な方の中には、自宅で家族を気遣い我慢をしている人も少なくない。男女の快適温度の差は2度あることから、同じ生活空間を共有する場合は、お互いの歩み寄りが必要になってくる。
ダイキンからの提案は、エアコンの温度だけでなく気流をコントロールすること。
例えば、気流を直接身体にあてることで設定温度が高めでも肌が涼しく感じる。暑がりの人には気流をあて、温度を下げずに対処する策として有効だ。

【おすすめのエアコン節電対策】
●フィルターを2週間に1度、掃除
●帰宅時は、エアコンONの前に、まず換気
●風量設定は「自動」に
●部屋が暑く感じたときは、温度を下げず、風量を「強」に
●1度、冷房の設定温度を高くするだけで、約10%の節電に
●室外機は直射日光を防ぐ
●室外機の吹き出し口をふさがない


ニュース詳細リンク先
http://www.daikin.co.jp/press/2012/120703/index.html