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ダイキン工業『リビングの消費電力量 約15%削減できること』実証


ダイキン工業株式会社は、エアコンや空気清浄機などの製品だけでなく、空気にまつわる課題、困りごとや素朴な疑問を顧客と一緒になって徹底的に検証する『ダイキン 空気のお悩み調査隊』を昨年6月に発足し活動している。
節電1年目は、緊急対策としてあらゆる方策を行い無理のある節電を実施した方が多かったようだ。2年目の今夏は、ツボを押さえた、メリハリのある「賢い節電」をしたいという家庭が多く、最も節電したい場所に「リビング・ダイニング」を挙げていることが同社の調査でも明らかになった。

今回の調査隊は、家庭内で最も電力を消費するリビングでのエアコンの「節電」をテーマに設定した。節電効果を「見える化」することによって、実際に人が住む住居を対象に「節電対策なし」と「節電対策あり」で消費電力を測定し、どれほど効果があったのかを検証した。今回は、リビングの節電にお困りの家庭に調査隊がお邪魔し、さまざまな節電対策を実践してきた。

【概要】
①テーマ設定の背景~主婦100人に聞いたエアコン節電意識より
主婦100人に聞いたエアコン節電意識では、約8割の主婦がもっとも節電したい場所に「リビング」と回答した。リビングは「たくさんの家電が集中していること」や「家族が一番長く過ごす場所」「エアコンを一番使う場所だから」などの回答が多く、消費電力の高いリビングだからこそ節電効果が大きいと感じているようだ。今回、リビングを重点的に節電することが、家族にとって最も効果的な節電につながると考え、「リビングの節電対策と効果」をテーマとした。
②実証実験について
今回は一般家庭(兵庫県尼崎市/S様邸)にお邪魔し、奥様と一緒に「リビング」での節電効果を確かめた。
実験(1):4つの対策(フィルター掃除、室外機の周りを風通しよくする、カーテンを閉めて日射遮蔽、+2℃設定)で、約15%の節電効果が得られた。
実験(2):節電の効果の「見える化」では、フィルター掃除をすると風速が1.5倍アップし、西日対策としてカーテンを閉めた(または遮熱フィルムを窓に貼る)結果、10℃以上の温度差が確認できた。


ニュース詳細リンク先
http://www.daikin.co.jp/press/2012/120606/index.html