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東京カンテイ『12月の中古マンション70平米価格月別推移を発表』


株式会社東京カンテイは、1月22日、2013年12月度「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移」を発表した。

集計方法は、東京カンテイのデータベースに登録された中古マンションの“売り希望価格”を行政区単位に集計・算出し、70平米に換算。集計対象は、ファミリータイプのみ(専有面積30平米未満の住戸、事務所・店舗用は集計から除外)。

2013年12月の首都圏中古マンション価格は、前月比+0.3%の2,831万円で3ヵ月連続の上昇となった。都県別で見ると、東京都(+0.3%、3,723万円)や神奈川県(+0.6%、2,435万円)では2ヵ月ぶりにプラス、千葉県では都心寄りの市川市や船橋市などで堅調な推移を維持し、県平均は+1.5%の1,855万円と5ヵ月連続で上昇した。一方、埼玉県では-0.4%の1,855万円と僅かに下落し、7月以来続いていた上昇傾向は一服。

近畿圏平均は前月比-0.2%の1,815万円と僅かに下落し連続上昇もストップしたが、1,800万円台を上回る水準を維持している。大阪府(-0.4%、1,866万円)や兵庫県(-0.3%、1,777万円)ではともに下落し、圏平均を引き下げる一因となっている。また、兵庫県では前月に引き続き前年同月比がマイナスとなっており、年間を通じて下落基調で推移した。

中部圏平均は前月比+1.0%の1,497万円、愛知県では+1.0%の1,561万円と、前月に引き続き上昇しており、首都圏と同様に明確な上昇トレンドを示している。

■12月の主要都市別・中古マンション価格
首都圏主要都市の中古マンション価格は、東京23区では前月比+0.1%の4,066万円と僅かに強含んだが、10月以降は概ね横ばいで推移している。横浜市(+0.3%、2,545万円)や千葉市(+0.1%、1,743万円)もそれぞれ小幅な上昇に留まった。一方、さいたま市は-1.8%の2,126万円と2ヵ月ぶりに下落し、前年同月比も5月以来のマイナスとなった。

■12月の各都市圏中心部・中古マンション価格
都心6区では前月比+0.4%の5,492万円と5ヵ月連続上昇、周辺エリアも揃って上昇しており、東京23区内全域で上昇トレンドを維持している。大阪市中心部では前月に比べてさらに平均築年数が進んだものの、価格自体は+0.7%の2,861万円と上昇に転じており、2012年春以来の上昇基調での推移が続いている。


ニュースリンク先
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/c201312.pdf