三井不動産『「日本橋スマートシティ」で高効率ガス発電設備により電気・熱供給事業を実施』

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三井不動産株式会社は、日本橋室町三丁目で推進中の「（仮称）日本橋室町三丁目地区市街地再開発計画」にて、都市ガスを燃料とした大型の高効率発電機（ガスコジェネレーションシステム）を導入し、地域電気供給事業・熱供給事業を実施する（2019年供給開始予定）。

本事業では開発区域内や区域外の三井不動産所有・管理施設はもとより、それ以外の既存オフィスビルや商業施設等に対しても「電気」と「熱」を供給する。都心部の既存街区に自立分散型電源による電気を供給し、既成市街地のスマート化を推進するとともに都市防災力を飛躍的に高める新たな取り組みとなる。なお、このエネルギー供給事業は、東京ガス株式会社と共同で検討を進めている。

本事業による取り組みは、既存街区を含めたエリア全体をスマートシティへ進化させるものであり、現在、国や東京都が進めている「面的街づくりによる低炭素化」を実現するものでもある。また、都市防災力を高め、東京の国際競争力向上に大きく寄与する。三井不動産は、今後も「創エネ」・「省エネ」・「蓄エネ」・「エネルギーマネジメント」等によるスマート化や都市防災の面的整備を推進し、都心部における他のエリアにおいてもスマートシティ化を実現していく考えだ。

【「（仮称）日本橋室町三丁目地区市街地再開発計画」概要】
●物件名：（仮称）日本橋室町三丁目地区市街地再開発計画
●所在地：
（A地区）東京都中央区日本橋室町三丁目地内他
（B地区）日本橋本石町四丁目地内他
●敷地面積：
（A地区）約11,500平米
（B地区）約1,400平米
●延床面積：約165,700平米
●用途：
（A地区）事務所、店舗、駐車場
（B地区）公共公益施設、駐車場
●スケジュール：2015年解体着工、2019年全体竣工