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西武ホールディングス『グランドプリンスホテル赤坂跡地開発計画「(仮称)紀尾井町計画」』事業概要発表


株式会社西武ホールディングスは、2012年11月8日開催の取締役会において、同社の連結子会社である株式会社西武プロパティーズが保有するグランドプリンスホテル赤坂(2011年3月営業終了)跡地(所在地:東京都千代田区紀尾井町1-2)の開発計画「(仮称)紀尾井町計画」について、2012年3月1日に発表した開発基本方針に基づいて検討を進めてきた結果、この度、下記のとおり事業を推進していくことを決定した。

■本事業について
本事業では、東京都の指定有形文化財である旧李王家東京邸(旧グランドプリンスホテル赤坂旧館)を保存しつつ、オフィス・ホテル・商業施設からなる「オフィス・ホテル棟」と賃貸住宅である「住宅棟」の2棟を建設する。
本事業地を含む周辺は、弁慶濠や清水谷公園などの緑が数多く残り、江戸時代以降の歴史性を有する一方で、赤坂見附駅、永田町駅に近接し地下鉄5路線が利用可能な利便性の高い希少な地域だ。その利便性をさらに高め、また当該地域の活性化に貢献するためにも、みどりと歴史に抱かれた「国際色豊かな複合市街地」を目指すべく、本事業を推進していく。

■本計画施設の特色
本計画施設では、空地部分の大部分を緑化することで弁慶濠から清水谷公園に繋がる広大な緑の空間を生み出し、旧李王家東京邸(旧グランドプリンスホテル赤坂旧館)を再整備して「ホスピタリティ」あふれる憩いの場を提供するとともに、長期的に利用できるサスティナブル(持続可能)な魅力溢れる施設を整備していく。
また、特に「環境」「防災」「設備スペック」の充実を図り、快適なオフィス、良質なサービスのホテル、魅力ある商業施設、高品質な住宅などを提供し、機能性と独自性のある複合施設として、紀尾井町ならではの新たな付加価値を創造していく。

【本事業の概要】(今後の事業進捗にともない変更となることがある)
●所在地:東京都千代田区紀尾井町1-2
●敷地面積:約30,400平米
●延床面積:約227,200平米
●主用途内訳:
オフィス:約110,000平米
ホテル:約28,700平米
住宅:約22,700平米
商業:約10,800平米 他
●設計・監理:株式会社日建設計
●外装デザイン:Kohn Pedersen Fox Associates P.C.
●総事業費:約980億円
●予定工期:2013年1月以降 新築工事着工 ~ 2016年5月頃 新築工事竣工
●開業予定:2016年夏頃

【オフィス・ホテル棟の概要】
●主要用途:オフィス・ホテル
※ホテルは株式会社プリンスホテルが運営予定
●階数:地上36階地下2階
●ホテル:36階~30階
●オフィス:28階~5階
●商業施設:4階~1階
●高さ:約180m(紀尾井町通りより)
●構造:鉄骨造等(制振構造)
●施工会社:鹿島・鉄建・熊谷 建設共同企業体

【住宅棟の概要】
●主要用途:住宅
●階数:地上24階
●住宅:24~2階
●高さ:約90m(プリンス通りより)
●構造:高強度鉄筋コンクリート造(免震構造)
●施工会社:西武・大林・前田 建設共同企業体


ニュースリンク先
http://www.seibuholdings.co.jp/release/pdf/1211082.pdf