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東京カンテイ『三大都市圏主要駅&主要エリアの“2012年新築マンションPER”(近畿圏)』発表


株式会社東京カンテイは、10月30日、三大都市圏主要駅と主要エリアの「2012年新築マンションPER(近畿圏)」を発表した。
※マンションPERとは
分譲マンションの価格が、同じ駅勢圏の分譲マンション賃料の何年分に相当するか求めた値。
マンションPER=マンション価格÷(月額賃料×12)

例えば、マンションPERが24.42であれば、その駅の新築マンション平均価格は駅勢圏賃料相場の24.42年分に相当する(=賃料換算で24.42年で回収できる)ということになる。

一般にマンションPERが低ければ収益性が高く、反対に高ければ収益性は低い。

2012年の新築マンションPERは近畿圏平均で24.42と、前年から0.75ポイント下落(改善)した。新築マンションの平均価格(70平米換算)が3,340万円(前年比-2.5%)と下落した反面、平均賃料は116,663円/月と僅かに上昇した。近畿圏では2009年を境に緩やかに進みつつある価格調整の影響により収益力は3年連続で改善している。

■マンションPER上位ランキング第1位は2年連続で「コスモスクエア」の13.12
マンションPERが最も低かった(収益性が高かった)駅は2年連続して「コスモスクエア」の13.12で、以下、一昨年までトップだった「難波」や大阪市、神戸市、京都市の各中心部に位置する駅が上位に登場している。近畿圏においてもリーマン・ショック後の市場の急激なシュリンクが終焉し、交通利便性を背景としてもともとポテンシャルの高い駅がランキングに並ぶようになってきている。なお、「守口市」では定期借地権分譲があり、昨年に引き続きランキング上位に登場している。

■近畿圏主要都市別マンションPER推移、2011年以降は主要都市間での収益力の差は縮小傾向
新築マンションPERは大阪市が最も低い(良好)ものの、2010年の20.18をピークにやや悪化しつつあり、2012年は21.90となった。対照的に、神戸市や京都市における収益力は概ね改善する傾向を示しており、2012年のマンションPERは神戸市で24.19、京都市で23.09となった。各主要都市のPERは年によって数値の逆転が発生していないことから、分譲価格・月額賃料に固定の相場観が形成されている。また、大阪市と神戸市・京都市の間には収益力に一定の差があり、2010年にかけては拡大する傾向となっていたが、2011年を境に対照的な動きを示したことで収益力の差は縮小しつつある。

■近畿圏属性別マンションPER、物件最高階に関しては10階を境に収益力に大きな違い
最寄駅からの所要時間では、駅から徒歩6分以内で22ポイント前後、徒歩7分~15分以内で24ポイント前後と収益力に段差が生じている。徒歩16分以遠では、サンプル数の減少でバイアスが生じているが、バス便では26.28と所要時間別では最も収益性が低くなっており、基本的には、首都圏と同様に狭域立地の利便性が劣ると収益性も減退することに変わりはないようだ。


ニュースリンク先
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/73PER_kinki.pdf