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東京カンテイ『2012年8月度「三大都市圏(首都圏・近畿圏・中部圏)のマンション価格変動指数」』発表


株式会社東京カンテイ 市場調査部は、2012年8月の「三大都市圏(首都圏・近畿圏・中部圏)のマンション価格変動指数」を発表した。

■首都圏
新築マンション指数は141.5(7月比+0.9ポイント)と3ヶ月ぶりに上昇し、2012年に入ってからは緩やかに上昇する傾向にある。対照的に、中古マンション指数は73.8(同-0.3ポイント)と19ヶ月連続で低下している。下げ幅も毎月0.3ポイント前後で大きな変化がなく、底入れする気配は見られない。

■近畿圏
新築マンション指数は138.0(7月比+2.0ポイント)と前月に引き続き上昇し、首都圏と比較しても2012年に入ってからの上昇トレンドは明確になってきている。一方、中古マンション指数は61.2(同-0.1ポイント)で、基調自体は依然として横ばい~弱含みとなっているが、下落幅は着実に縮小している。

■中部圏
新築マンション指数(坪単価)は、坪単価が低めの岐阜県や三重県で新規供給が発生したことで、142.7(7月比-10.2ポイント)と大幅に下落し、2012年の最低値を記録した。一方、中古マンション指数(坪単価)は60.0(同-0.7ポイント)と4ヶ月連続で下落したが、60ポイント台は維持しており、相対的に数値の低下は緩やかである。

■マンション価格変動指数とは
・指数基準:1985年1月を基準年月(=100)として指数化
・集計対象:ファミリーマンション(ワンルーム、事務所・店舗用、高級マンションは除く)
・新築マンション:各月の平均坪単価を指数化し、分譲物件の違いによる誤差を押さえるため4ヵ月の移動平均を採用。
・中古マンション:一棟ごとの価格推移を予め指数化し、平均値を採用。同じマンションの価格を追い続けることで定点観測の要素を持たせている。
・集計地域/直近3ヵ月間の平均サンプル数
首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉) 新築307棟 中古78,000棟
近畿圏(大阪、兵庫、京都、奈良) 新築134棟 中古51,496棟
中部圏(愛知、岐阜、三重) 新築17棟 中古4,673棟


詳細リンク先
http://www.kantei.ne.jp/service/mansion-index.pdf

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