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東京カンテイ『2012年7月「三大都市圏(首都圏・近畿圏・中部圏)のマンション価格変動指数」』発表


株式会社東京カンテイ 市場調査部は、2012年7月の「三大都市圏(首都圏・近畿圏・中部圏)のマンション価格変動指数」を発表した。

■首都圏
新築マンション指数は140.6と6月から横ばいで、2012年に入ってからはわずかに上昇する基調での推移が続いている。一方、中古マンション指数は74.1(6月比-0.5ポイント)で、新築マンション指数とは対照的に18ヵ月連続で低下している。下げ幅もやや拡大しており、弱含み基調での推移に変化の兆しは見られない。

■近畿圏
新築マンション指数は136.0(6月比+1.2ポイント)と2ヵ月ぶりに上昇し、首都圏と同じく2012年に入ってからは上昇トレンドに移行する兆しが見られる。一方、中古マンション指数は61.3(同-0.1ポイント)で、前月までの下げ基調がわずかに改善しているものの、緩やかな低下が継続している。

■中部圏
新築マンション指数(坪単価)は152.9(6月比+2.1ポイント)と再び上昇したものの、4月(153.9)や5月(153.8)の水準までには至っていない。一方、中古マンション指数(坪単価)は60.7(同-0.9ポイント)と3ヵ月連続で下落し、僅かではあるがリーマン・ショック後の最低値(60.8)を割り込んでいる。

■マンション価格変動指数とは
・指数基準:1985年1月を基準年月(=100)として指数化
・集計対象:ファミリーマンション(ワンルーム、事務所・店舗用、高級マンションは除く)
・新築マンション:各月の平均坪単価を指数化し、分譲物件の違いによる誤差を押さえるため4ヵ月の移動平均を採用。
・中古マンション:一棟ごとの価格推移を予め指数化し、平均値を採用。同じマンションの価格を追い続けることで定点観測の要素を持たせている。
・集計地域/直近3ヵ月間の平均サンプル数
首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉) 新築294棟 中古77,165棟
近畿圏(大阪、兵庫、京都、奈良) 新築129棟 中古51,670棟
中部圏(愛知、岐阜、三重) 新築18棟 中古4,582棟


詳細リンク先
http://www.kantei.ne.jp/service/mansion-index.pdf