Home > 住まいのニュース > 積水ハウス『「子どものためのスマートユニバーサルデザイン」など2点が第6回キッズデザイン賞で審査委員長特別賞』受賞

積水ハウス『「子どものためのスマートユニバーサルデザイン」など2点が第6回キッズデザイン賞で審査委員長特別賞』受賞


7月31日(火)、キッズデザイン協議会主催の「第6回キッズデザイン賞」」において、全受賞作品 250点の中から上位賞が発表され、積水ハウス株式会社は「子どものためのスマートユニバーサルデザイン~生活者とともに作る子どもの安全な成長を考えた住まい~」と「こどもOSに基づく発想ツール『プレイフル・デザイン・カード』の開発と検証」でそれぞれ審査委員長特別賞を受賞した。なお、積水ハウスは上記2作品をはじめ、今般の「第6回キッズデザイン賞」において4部門6点でキッズデザイン賞を受賞しており、賞の創設以来6年連続で受賞した事になる。

■子どものためのスマートユニバーサルデザイン
~生活者とともに作る子どもの安全な成長を考えた住まい~
積水ハウスは、これまで多くのユニバーサルデザイン・アイテムを開発し、住まいに導入する事で、より安全で安心な暮らしを提供してきた。しかし、単に安全な住まいでは子どもの豊かな成長に繋がらない。そこで積水ハウスは、安全を確保しつつ自主性を促す“子育ち”視点に基づいた「子どものためのユニバーサルデザイン」を親子で学習・体感できる仕掛けを用意した。
生活者が住まいづくりのの際にユニバーサルデザインを理解し、適切な設計を行うため、身近なヒヤリハットなどに気づいてもらうチェックカードや住宅展示場に親子で学習できるポップを導入した。このような子育ち視点のユニバーサルデザインにより、生活者がその意味をわかりやすく理解できるようになった。
発達過程にある子どもの心身の特性や能力を考えて “あぶない”を少なくしながら “できない”ができるようになっていく。そんな住まいの原体験を大切にする、「子どものためのスマートユニバーサルデザイン」を、積水ハウスはさらに追究していく。

■こどもOS(※)に基づくデザイン発想ツール「プレイフル・デザイン・カード」の開発と検証
認知心理学や教育工学、ワークショップの専門家を交えたこどもの行動観察調査から、こどもの成長発達の過程で発現する共通の行為を抽出し、それに基づくデザイン言語(こどもOSランゲージ)、発想のためのデザインコードを研究開発した。(2010年キッズデザイン賞 経済産業大臣賞受賞)
これを、建築・環境デザインやプロダクト等のデザイン開発の現場で活用できる「プレイフル・デザイン・カード」として発展させた。遊びゴコロに満ちた創造的なデザインコードに加え、避けなければならない危険を、ハザード予測や事故防止に役立つ「安全・安心コード」として付加した。
※こどもの持つ純粋で直観的な思考や行動、感性を「こどもOS」(コンピューターのOSから命名) と定義


ニュースリンク先
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/datail/__icsFiles/afieldfile/2012/07/30/20120731.pdf