京セラ『滋賀県矢橋帰帆島内に太陽光発電設備を設置』
滋賀県、京セラ株式会社、京セラTCLソーラー合同会社は、このたび矢橋帰帆島（滋賀県草津市矢橋町字帰帆2108番地）内に、約8.3MWの太陽光発電設備を設置することに向けた基本協定を締結した。
滋賀県は、公有水面埋立により創出した矢橋帰帆島内の未利用地の有効活用を目的に、本年10月、太陽光発電施設の設置および運営管理を行う事業者の公募を行った。これに京セラと京セラTCLソーラーが共同で応募し、このたび事業者として採択された。今後は、平成26年3月に本協定を締結、同年8月に工事着手、平成27年9月に発電事業を開始する予定だ。なお、発電事業は売電開始から20年間となる。
本発電所は、約99,970平米の土地に京セラ製太陽電池モジュール約34,000枚を設置する計画で、年間発電量は一般家庭2,000世帯分の年間電力消費量に相当する約850万kWhとなる見込みだ。
また、本事業では、災害等非常用電源の設置、および矢橋帰帆島公園の整備（ソーラー案内板、ソーラー外灯・時計の設置）を行う。さらに発電所には子どもたちへの環境学習を目的とした見学用の展望台を併設する。
【矢橋帰帆島への太陽光発電設備】
●所在地：滋賀県草津市矢橋町字帰帆2108番地
●計画面積：約99,970平米
●設備容量：約8.3MW
●年間予想発電量：約850万kWhの見込み ※一般家庭2,000世帯分の年間電力消費量に相当
