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京セラ・滋賀食肉公社・EBJ『滋賀食肉センター所有地における約2,000kWの太陽光発電事業』基本協定締結


財団法人滋賀食肉公社、エナジーバンクジャパン株式会社(EBJ)、株式会社京セラソーラーコーポレーション(KSC)は、滋賀食肉センター(滋賀県近江八幡市長光寺町1089-4他)内に約2,000kWの太陽光発電設備を設置することに向けた基本協定の締結に向けて合意した。

平成24年9月に、滋賀食肉公社は滋賀食肉センターの未利用地などを有効活用することを目的に太陽光発電施設の設置および運営管理を行う事業者の公募を行った。これにEBJとKSCが共同で応募し、このたび事業者として採択を受けた。

EBJは、「ECOWAVE」(※1)で培ったファイナンス技術を活用し、再生可能エネルギーを普及することを目的に、大阪ガス株式会社が設立した100%子会社だ。顧客の土地•屋根などに「SOLAR-ECOWAVE」(※2)のスキームを活用した太陽光発電設備の設置などを進めている。
※1 大阪ガスが平成13年から開始しているエネルギーサービススキーム。
※2 EBJが顧客先に太陽光発電設備を持ち込み、太陽光発電設備で発電した電力を供給する。EBJはその対価として、使用した電力量に応じたサービス料金を顧客から受け取る。このような、顧客が初期投資を行わず太陽光発電設備を導入できるスキーム。

KSCは、京セラ株式会社が国内の太陽光発電システムの販売•施工•保守メンテナンスを一貫して行うことを目的に設立した100%子会社だ。太陽光発電システムの普及を促進し、地球環境保全とエネルギーの多様化を推進している。

今回の太陽光発電事業は、EBJが独自のファイナンス技術を活用してスキームを構築し、滋賀食肉公社は事業用地および屋根の提供・維持・管理、ならびに発電設備の保安•管理業務などを行う。KSCは太陽光発電パネルの手配に加え、太陽光発電システムの設置•保守メンテナンスを行う指定代理店の紹介、環境意識の向上を目的とした近隣の小学校への環境授業などを行う。一般電気事業者との売電契約はEBJが締結し、EBJが売電により得た収益から滋賀食肉公社へ売電量に応じて賃借料などを支払う予定にしている。

【滋賀食肉センターへの太陽光発電設備について】
●所在地:滋賀県近江八幡市長光寺町1089-4他
●設置場所:土地及び屋根 約 37,000平米
●設備容量:土地及び屋根 約 2,000kW
●発電量:約 2,000,000kWh/年(20年間平均)
※一般家庭約 550世帯分の年間電力消費量に相当。
※屋根に設置した太陽光発電設備と小規模蓄電池を組み合わせ、停電時に非常用電源として地域住民に利用してもらう予定。

【今後のスケジュール(予定)】
平成25年4月着工
平成25年10月竣工
平成25年11月までに売電開始(事業期間は売電開始から20年間)


ニュースリンク先
http://www.kyocera.co.jp/news/2012/1105_shin.html

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