アットホーム『首都圏の新築戸建・中古マンション価格（10月）発表』
アットホーム株式会社（本社：東京都大田区）は、このたび同社の全国不動産情報ネットワークにおける、2013年10月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格について市場動向を発表した。
■新築戸建登録価格・成約価格
13年10月の首都圏の新築戸建登録価格の平均は1戸あたり3,255万円で、前年同月比2.6%上昇し8か月連続のプラス、前月比は0.2%下落し2か月連続のマイナスとなった。また、成約価格は1戸あたり3,337万円で、前年同月比4.3%上昇し8か月連続のプラスとなった。
これは、東京23区で5,000万円以上の物件の割合が10か月ぶりに3割を超えるなど高額物件の成約が回復したこと、および高価格帯の物件が多い東京都下・神奈川県で成約が増加したことが大きな要因。
また、23区と神奈川県がプラスに転じたことにより、5か月ぶりに全エリアでの上昇となった。なお、首都圏平均の前月比は再び上昇、また成約価格は2か月連続で登録価格の平均を上回っている。
■中古マンション登録価格・成約価格
13年10月の首都圏の中古マンション登録価格の平均は1戸あたり2,111万円で、前年同月比5.1%上昇し4か月連続のプラス、前月比は3.0%下落し再びマイナスとなった。成約価格は1戸あたり2,220万円で、前年同月比7.4%上昇し再びプラスとなった。
特に東京23区では平米単価が2年3か月ぶりに50万円を超え、1戸あたり価格は同16.1%の大幅上昇となっている。また、神奈川県の1戸あたり価格も同10.2%と二ケタ上昇となり、1年8か月ぶりに2,100万円台を回復した。
なお、首都圏平均の前月比は再びプラス、登録価格比も再びプラスとなっている。また、1平米あたり成約価格は前年同月比6.7%上昇し、再びプラスとなった。
