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東急リバブル『住宅地および中古マンションの価格動向を調査』


東急リバブル株式会社(本社:東京都渋谷区)は、住宅地および中古マンションの価格動向を半期ごとにまとめた定点観測データについて、第5回調査を実施し、その結果を発表した。

なお、今回より調査エリアを大阪圏にも拡大し、『リバブル定点観測』として「首都圏・東急沿線・大阪圏」の3つのエリアごとに価格動向をまとめている。

■首都圏
(1)住宅地価格動向
住宅地価格は、平均で前期比+0.8%(前回+0.6%)、前年比+1.6%(前回+1.1%)と前期比、前年比ともに上昇幅が前回調査よりも拡大しており、地価の回復が本格化していることが見て取れる。特に横浜駅や武蔵小杉駅が堅調に推移していることなどから、神奈川県の上昇率が最も高くなっている。一方、千葉県は、液状化の影響で取引が停滞している浦安市の影響が大きく、下落基調となっている。
(2)中古マンション価格動向
中古マンション価格は、平均で前期比+0.5%(前回+0.3%)、前年比+1.0%(前回+0.5%)と前期比、前年比ともに上昇幅が前回調査よりも拡大しており、価格の回復が本格化していることが見て取れる。

■東急沿線
(1)住宅地価格動向
住宅地価格は、平均で前期比+1.1%(前回+0.6%)、前年比+1.8%(前回+1.1%)と前期比、前年比ともに上昇幅が前回調査よりも拡大しており、上昇基調が明確になってきた。特に、駅前再開発の進む武蔵小杉駅が引き続き堅調に推移している他、溝の口駅も大きく上昇しており、川崎市が首都圏の上昇を牽引する形となっている。
(2)中古マンション価格動向
中古マンション価格は、平均で前期比+0.6%(前回+0.4%)、前年比+1.0%(前回+0.6%)という結果になった。前期比、前年比ともに上昇幅が前回調査よりも拡大しており、上昇基調が明確になってきた。駅前再開発の進む武蔵小杉駅が引き続き堅調に推移している他、溝の口駅も大きく上昇しており、中古マンション価格でも川崎市が首都圏の上昇を牽引する形となっている。

■大阪圏
(1)住宅地価格動向
住宅地価格は、平均で前期比+0.2%、前年比+0.5%という結果になった。底打ち感が明確になり、回復基調にある。
(2)中古マンション価格動向
中古マンション価格は、平均で前期比+0.3%、前年比+0.3%という結果になった。


ニュースリンク先
http://www.livable.co.jp/release/pdf/20131031.pdf