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東急リバブル『東急沿線の住宅地及び中古マンションの価格動向調査』結果発表


東急リバブル株式会社は、東急沿線の住宅地及び中古マンションの価格動向を半期ごとにまとめた『東急沿線』定点観測データについて、第3回調査結果を発表した。

【調査結果】
(1)住宅地
●価格動向
~前期比で上昇、前年比で下落(下落幅は縮小)~
住宅地価格は、平均で前期比+0.5%(前回△0.9%)、前年比△0.4%(前回△2.2%)という結果になった。このことから、地価は今期に入ってから回復していることが見て取れる。低金利や住宅ローン減税等の施策により住宅需要が高まり、不動産取引件数は増加してきており、地価の回復を下支えしている。
●地域別変動率
全域的に上昇を示し、特に都心へのアクセスの良さ及び駅前再開発(武蔵小杉駅)の影響等により前回も堅調であった川崎市が地価回復をけん引している。
●地域別前期比変動率の推移
この2年間の推移をみると、地価は震災後に下落へ転じ、その後も下落基調にあったが、徐々に下落幅を縮小させ直近では上昇となっており、震災の影響を早期に脱したことが見て取れる。特に、川崎市は駅前再開発の影響から堅調に推移し、他の地域に先行して地価が回復している。

(2)中古マンション
●価格動向
~前期比で上昇、前年比で下落(下落幅は縮小)~
中古マンション価格は、平均で前期比+0.2%(前回△0.7%)、前年比△0.5%(前回△2.4%)という結果になった。このことから、中古マンション価格は今期に入ってから回復していることが見て取れる。
低金利や住宅ローン減税等の施策により住宅需要が高まり、不動産取引件数は増加してきており、中古マンション価格の回復を下支えしている。
●地域別変動率
住宅地と同様に都心へのアクセスの良さ及び駅前再開発等(武蔵小杉駅)の影響等から川崎市の上昇率が比較的高く、前年比でも上昇しており、川崎市が東急沿線のマンション価格をけん引していることが見て取れる。
●地域別前期比変動率の推移
この2年間の推移をみると、中古マンション価格は震災後に下落へ転じ、その後も下落基調にあったが、徐々に下落幅を縮小させ直近では上昇となっており、震災の影響を早期に脱したことが見て取れる。特に、川崎市は直近の上昇率は他の地域よりも高く、駅前再開発の影響からマンション需要が旺盛であることがわかる。


ニュースリンク先
http://www.livable.co.jp/release/pdf/20121105_01.pdf