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三井住友トラスト基礎研究所『「マンション賃料インデックス概況レポート」公表』


株式会社三井住友トラスト基礎研究所は、6月21日、「マンション賃料インデックス概況レポート」を公表した。

マンション賃料インデックスは、アットホーム株式会社および三井住友トラスト基礎研究所が共同で開発した賃貸マンションの成約事例に基づく賃料インデックスとなる。ヘドニックアプローチと言われる統計的手法を用いて個別の成約事例について賃料の品質調整を行い、四半期ごとの賃料変化を指数化したもの。

主要都市(東京23区、東京都下、大阪市、大阪広域、札幌市、仙台市、埼玉東南部、千葉西部、横浜・川崎市、名古屋市、福岡市)について、アットホームおよび三井住友トラスト基礎研究所のホームページを通じて年に4回公表する。

【全体概況(一部抜粋)】
●札幌市
賃料上昇が遅れていたシングルは2011年以降の緩やかな上昇傾向が継続しているものの、コンパクトとファミリーは賃料上昇に一服感があり、ほぼ横ばいで推移。

●仙台市
震災以降、需給バランスが逼迫した影響で、シングル・コンパクト・ファミリー全てのタイプで賃料上昇が継続。

●東京23区
3年前同期比では、シングル・コンパクト・ファミリー全てのタイプで賃料は下落しているものの、安定した人口流入に支えられ需給バランスが改善傾向にあり、シングル・ファミリーは横ばい、コンパクトは緩やかに上昇して推移。

●東京都下
シングルは2008年後半以降、下落傾向で推移していたものの下げ止まりの兆し。コンパクトとファミリーは、2010年後半以降、緩やかな下落傾向で推移していたものの、横ばいで推移。

●横浜・川崎市
シングルとコンパクトは前期比・前年同期比ともに横ばい、ファミリーは前年同期でやや上昇と、各タイプともに堅調に推移。

■マンション賃料インデックス概況レポート
http://www.athome.co.jp/news/m_index/images/m_index_gaikyo1306.pdf


ニュースリンク先
http://www.smtri.jp/market/mansion.html