Home > 住まいのニュース > 野村不動産アーバンネット『首都圏「住宅地価格」と「中古マンション価格」の動向』調査結果発表

野村不動産アーバンネット『首都圏「住宅地価格」と「中古マンション価格」の動向』調査結果発表


野村不動産アーバンネット株式会社は、2012年10月1日時点の首都圏「住宅地価格」と「中古マンション価格」の動向を調査し、その結果を発表した。

■首都圏の住宅地価格・中古マンション価格共に、四半期ベースの比較で値下り率がやや縮小している。
・7-9月期の「住宅地価格」は、首都圏エリア平均では△0.6%(前回△1.0%)の変動率となった。
四半期比較で「値上がり」を示した地点が2.1%(前回3.6%)、「横ばい」が78.6%(前回66.4%)、「値下がり」が19.3%(前回30.0%)となった。横ばい地点割合が増加し値下がり地点割合が減少している。平均変動率では埼玉県以外では値下り率が縮小し、全エリア平均変動率は横ばい傾向となった。
・7-9月期の「中古マンション価格」は、首都圏エリア平均で△0.7%(前回△1.1%)の変動率となった。
四半期比較で「値上がり」を示した地点が4.6%(前回2.3%)、「横ばい」が60.6%(前回52.8%)、「値下がり」が34.7%(前回44.9%)となり、横ばい地点割合が増加し値下がり地点が減少している。平均変動率で神奈川県以外の値下がり率が縮小し、全エリア平均変動率でも値下がり率は縮小した。

■年間ベースでは、住宅地価格・中古マンション価格共に値下り率がやや縮小傾向となった。
・年間ベースの住宅地価格変動率は、首都圏エリア平均で△2.9%(前回△3.4%)となった。
地点割合の年間比較では、「値上がり」が6.4%(前回7.1%)、「横ばい」は30.0%(前回26.4%)、「値下がり」が63.6%(前回66.4%)と横ばい地点の割合が増加した。平均変動率は埼玉県と千葉県の値下がり率が縮小している。
・年間ベースの中古マンション価格変動率は、首都圏エリア平均で△3.3%(前回△3.6%)となった。
地点割合の年間比較では、中古マンションの「値上がり」地点割合は4.2%(前回4.2%)、「横ばい」が20.8%(前回19.5%)、「値下がり」が75.0%(前回76.3%)となり、ほぼ変化は見られない。東京都区部、埼玉県、千葉県で値下がり率がやや縮小している。


ニュースリンク先
http://www.nomu.com/knowledge/chika/column/vol265.html