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三井ホーム『「G-WALL構法」「サンキュート」「医院開業スキーム」の3点』2012年度グッドデザイン賞受賞


三井ホーム株式会社は、このたび公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2012年度グッドデザイン賞」において、2×4工法を進化させた高強度の木造住宅システム「G-WALL構法」、高効率太陽熱ソーラーシステム「サンキュート」、地域の診療所を支援する開業システム「開業まるごとクリニック」の3点が受賞した。そのうち「G-WALL構法」は、「グッドデザイン・ベスト100」にも選出され、特別賞候補にノミネートされている。

■2012年度グッドデザイン賞受賞項目
【住宅・住宅設備部門】
●2×4工法を進化させた高強度の木造住宅システム「G-WALL構法」
G-WALL構法は、木造(2×4工法)住宅の耐力壁の強度を従来の2倍以上に高めることで、建物の耐震性と可変性を飛躍的に向上させると同時に、厚い外周壁により高い省エネルギー性能も両立させた進化したオリジナル2×4工法だ。
高強度の耐力壁G-WALLと大断面の床梁との組み合わせで、シームレスな大空間、大開口を実現している。住まい手が間取りや空間を自由自在に描くことができるため、世代を超えて永く安心して暮らし継ぐことができる。

●高効率太陽熱ソーラーシステム「サンキュート」
サンキュートは、従来の太陽熱利用機器で課題となっていた意匠性を、屋根一体型とすることで大幅に改善した太陽熱給湯システムだ。従来のように屋根葺き材の上に固定するのではなく、新開発の真空断熱技術により薄くなった集熱パネルを屋根下地に直接固定するので、屋根材とほぼ同じ高さに仕上げることができる。これにより、従来品で利用されている固定用ワイヤーも必要ない。意匠性を大きく損なう集熱配管も、パネル側面から直接住宅内に導入し貯湯タンクまで導く新工法により完全に隠蔽し、スタイリッシュな外観となった。

【公共領域の為のサービス・システム部門】
●地域の診療所を支援する開業システム「開業まるごとクリニック」
地域に根ざした医療を目指し開業を希望する医師にとって、開業資金の初期投資を低額に抑え、1戸建てのクリニックで開業できるリース診療所。今までは、医師が建築するか、土地所有者が診療所を建てて賃貸(借家)するかの選択だったが、JA三井リース株式会社の建物リースを活用することで開業サポートの幅を広げた。土地所有者とJA三井リースとで事業用定期借地権を設定し、JA三井リースが所有する診療所に、医師は定期借家契約にて入居し開業を行うシステムとなる。借家期間が終了した後、再契約も可能で、再契約期間終了後には建物の買い取りも選択可能となる。地域医療を絶やさず、普及していく一役を担っている。


ニュースリンク先
http://www.mitsuihome.co.jp/company/news/2012/1001.pdf