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三井不動産レジデンシャル・立山システム研究所『見守り&お知らせサービス「ミマモ」』導入開始


三井不動産レジデンシャル株式会社と株式会社立山システム研究所は、ひとり暮らしの家族と別世帯で暮らす家族を安心でつなぐ、見守り&お知らせサービス「ミマモ」を共同開発した。

「ミマモ」は、ひとり暮らしの家族の生活リズムを24時間365日見守り、異常と判断したときには、離れて暮らす家族にメールで知らせるサービスとなる。三井不動産レジデンシャルと立山システム研究所がシステムとサービス体制を共同開発し、「三井のすまいLOOP会員」を対象に10月からサービスを提供する。

三井不動産レジデンシャルが実施した、「別世帯で暮らす父や母の生活や健康に関するアンケート」によると、約6割の方が離れて暮らす両親の生活や健康を「不安・心配」と感じていた。このような結果を踏まえ、三井不動産レジデンシャルは高齢化社会や社会構造の変化のニーズに応える新しい取り組みとして、新サービス「ミマモ」の提供を開始することとした。

サービスの対象となる世帯は、開始当初は首都圏のマンション居住者とし、随時全国へとサービス範囲を拡大していく予定だ。

【「ミマモ」の特長】
●24時間365日、室内での生活リズムを人感センサーで見守る。
人感センサー(ミマモセンサー)を寝室・玄関など希望する各居室内の天井に設置し、居住者の生活リズムを見守る。ミマモセンサーは電池で作動する省エネ設計。ミマモセンサーと受信機は電波を利用するため配線不要で、大掛かりな設置工事は不要だ。また、ミマモセンサーは手のひらサイズ(7cm角)で目立ちにくく、カメラと異なり存在感が小さいので、家族は気兼ねなくいつも通りに生活できる。

●離れて暮らす家族が、生活リズムのデータをネットで確認できる。
センサーで検知した信号を画像データとしてグラフ化し、インターネットを介して「生活閲覧画面」としてパソコンで確認できる。データは24時間のグラフで表示され、「何時にどの部屋にいたか」を知ることができる。また、データは蓄積されるので、1日単位で確認したり、生活リズムを週単位、月単位で比較でき、起床時間や就寝時間の変化、夜中のトイレ回数の増減など、病気予防や事故防止に役立てることができる。
※インターネットで確認できるのは1~2時間前のデータであり、リアルタイムではない。

●住居内の行動回数が極端に少ない場合、家族にメールで知らせる。
「動きがない」「起床しない」など、居室内の行動が極端に少ないデータを検知し、異常と判断した場合、事前に登録しておいた家族のアドレスに「気付かせメール」を自動送信する。また、設置後1ヵ月以内に生活リズムを検証し、メール送信の判断基準をカスタマイズすることで、気付かせメールの精度をさらに向上させることができる。
※メールアドレスは、最大9ヶ所まで登録できる。また、メールは具体的な異常内容をお知らせするものではない。


ニュースリンク先
http://www.mfr.co.jp/news/2012/pdf/0928_01.pdf