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ハイアス・アンド・カンパニー『孫と祖父母に関する意識調査』結果発表


ハイアス・アンド・カンパニー株式会社(以下、ハイアス)は、敬老の日を前に「孫と祖父母に関する意識調査」を18歳以上の男女1,587名を対象に実施し、その結果を発表した。

【調査概要】
●調査名:「孫と祖父母に関する意識調査」
●調査方法:ハイアス運営サイト「ハッピーリッチ・アカデミー」「二世帯住宅大作戦」「住宅ローン大作戦」「土地活用大作戦」上でのアンケートにて選択式。
●調査対象:18歳以上のインターネットユーザー
●調査期間:2012年9月4日~9月10日
●有効回答数:1,587名(男性47.1%、女性52.9%)

【調査結果】
●孫が祖父母を敬う関係になりやすい居住形態は「1時間以内の距離の別居」
孫と祖父母との関係と居住形態について調査したところ、孫が祖父母を「敬っていると思う」の割合が最も高かった居住形態は「1時間以内の距離の別居」(10.6pt)、次いで「同一敷地内に同居(家が別の場合も含む)」(1.6pt)という結果となった。
「敬っていると思わない」の割合が最も高かったのは、「別居(移動時間1時間より長い距離に住む)」(-8.4pt)で、「祖父母は施設に入居」の-1.9ptより高い数値となった。
何かあればすぐ会えるけれど毎日顔を合わすわけではないという、付かず離れずの距離感が最も孫が祖父母を敬う関係を作りやすい居住形態と言えるようだ。
●孫が祖父母を敬う関係になりやすい二世帯住宅の間取りは「キッチン・玄関・浴室は世帯ごとで内部通路あり」
二世帯住宅に住む方で「孫が祖父母を敬っていると思う」の割合が最も高かった間取りは、「キッチン・玄関・浴室は世帯ごとで内部通路がある」といった結果となった。キッチンについては「世帯ごとに独立」が19.4ptであるのに対し、「共用とサブ」は-30.7pt。玄関は「世帯ごとに独立」が 12.1pt。浴室は「世帯ごとに独立」が15.9ptであるのに対し、「浴室は共用とシャワー室」が-27.0ptであった。また「各世帯の行き来用の内部通路」においては、「内部通路が無し」-13.5ptという結果となった。
以上より、二世帯住宅においては嫁姑戦争が勃発する要素は取り除き、プライバシーを守りつつも、何かあったらすぐ行き来できる距離感が孫と祖父母間の関係性においても良いといえるようだ。
●孫が祖父母を敬う関係に最もなりやすいのは「月に1回程度会う」
「孫が祖父母を敬っていると思う」の割合が最も高かった「孫と祖父母の会う頻度」は「月に1回程度会う」(6.4pt)、次いで「週に1回」(6.1pt)、「週に2~3回」(3.2pt)という順位となった。半年に1回以下については、敬っていないと思う割合が高いことから、良い関係を築くためには最低3ヶ月に1回以上は会う機会を設けたほうが良いようだ。
●祖父母を頼るのは「孫だけで留守番する時」
「孫が祖父母を敬っていると思う」の割合が最も高かった「祖父母に頼る時」は、「孫だけで留守番する時」(13.3pt)、次いで「孫が病気した時」(11.2pt)、「親が病気で孫の面倒を見れない時」(7.3pt)という順位となった。
一方、「孫が祖父母を敬っていると思わない」の割合が最も高かったのは、「育児にお金がかかる時」(-1.4pt)という結果となった。
また、「孫が祖父母を敬っていると思う」と回答した方の「祖父母に頼る時」は、「孫だけで留守番する時」(28.7%)、次いで「親が病気で孫の面倒を見れない時」(26.6%)、「孫が病気した時」(21.5%)であり、「孫が祖父母を敬っていると思わない」と回答した方では、「親が病気で孫の面倒を見れない時」(19.3%)、「孫だけで留守番する時」(15.5%)、「育児にお金がかかる時」(15.5%)という結果だった。
●理想のおじいさん1位は「西田敏行」さん、おばあさん1位は「吉永小百合」さん、孫1位は「鈴木福」くん
芸能人における理想のおじいさん・おばあさん・孫を聞いたところ、おじいさんのトップ3は「西田敏行」さん、「伊東四朗」さん、「笑福亭鶴瓶」さん、おばあさんのトップ3は「吉永小百合」さん、「八千草薫」さん、「樹木希林」さんという結果となった。
一方、理想の孫のトップ3は「鈴木福」くん、「芦田愛菜」ちゃん、「加藤清史郎」くんという結果だった。


調査結果詳細
http://prtimes.jp/data/corp/155/5067de99f0f1dd273dffd811c044e0ab.pdf