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旭化成ホームズ『HEMSとV2Hシステムの導入により、住まいのエネルギー対応アイテムをフルラインアップ』


旭化成ホームズ株式会社は、7月14日より、電気自動車と住まいの間で電気エネルギーを融通し合うV2H(ビークルトゥホーム)システムとエネルギー消費の見える化を行い将来的には家庭内のエネルギー管理全般を担うことが期待されるHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)機器を、同社の供給する戸建住宅「ヘーベルハウス」に導入すると発表した。

これにより、既に導入済みの太陽光発電設備・燃料電池・リチウムイオン蓄電池と合わせて5つのエネルギー対応アイテムがラインアップされ、顧客のライフスタイルや要望に応じた提案が可能となる。既に旭化成ホームズの建物に住む顧客のリフォーム工事も含めて、積極的な提案をしていくとのこと。

■今回新たに導入するV2H(ビークルトゥホーム)システム概要
V2Hシステムとは、EV(電気自動車)に搭載される大容量蓄電池に貯めた電力を住まいの系統電力に戻して使用することを可能とするシステム。一般的な家庭の1日の消費電力は約10kWhと言われているが、日産自動車のリーフの場合、24kWhの蓄電池を搭載しており、電気料金の安い夜間に深夜電力を車に充電し、日中は電力会社からの電気を買わずに車からの電力を住まいに戻すことで、電気料金を大幅に削減させるとともに、日中の電力ピークカットに貢献する。また、災害発生時に電力会社の電力が途絶えた場合でも、フル充電の場合は家中の電力の約2日分の電力を供給することができる。

■今回導入するHEMS機器概要
旭化成ホームズは、家庭内のエネルギー消費状態を見える化するためのHEMS機器を従来から採用していたが、今回は太陽光発電・定置型蓄電池・燃料電池の状況及び家庭内電力消費状況を見える化し、通信規格ECONET Lite(エコーネットライト)に対応することで、今後の機能拡張により各種のエネルギー設備の制御が可能となる新たなHEMS機器を導入した。表示デバイスとしては、PC、ブラウザ対応TV、タブレットPC、スマートフォンを利用できる。

■エネルギー対応アイテム一覧
・HEMS(京セラ株式会社)
・太陽光発電(京セラ株式会社等)
・燃料電池(東京ガス・大阪ガス)
・定置型リチウムイオン蓄電池(7.2kWh)(京セラ株式会社)
・V2Hシステム(ニチコン株式会社)


ニュースリンク先
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2012/ho120712.html