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ミサワホーム『横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)において「スマートコミュニティ実証実験」』実施


ミサワホーム株式会社は、経済産業省から「次世代エネルギー・社会システム実証地域」に選定されスマートシティの構築に向けてさまざまな実証実験を行っている「横浜スマートシティプロジェクト」に参画し、個別プロジェクトとしてミサワホームの HEMS サービス「enecoco(エネココ)」を活用した実証実験を実施する。

ミサワホームの HEMS サービス「enecoco」は、これまでも太陽光発電の発電状況や電気・ガス・水道の使用量などの「見える化」のほか、エネルギー使用量をピンポイントに計測できる“エネウォッチ”や、省エネ行動を投稿し「enecoco」利用者間で共有できる SNS 機能など独自のサービスを提供してきた。今回の実証実験では、それらに加えて地域を限定(横浜市内)することで可能となるサービスの提供に取り組む。エネルギー利用状況は地域の気候風土に大きく影響されるため、同じ地域の居住者とのエネルギー利用状況の比較や、地域内の気象予報と連動した省エネアドバイスが必要となる。

今回はこれらのきめ細かいサービスを実施し、地域性に特化した省エネアドバイスの効果を検証する。さらに今後想定される高齢化社会での「高齢者見守りサービス」として、HEMS を利用して親世帯の水道使用反応をキャッチし、子世帯あてに状況をメールでお知らせする機能や、一定時間水道の使用反応がない場合にサポートセンターから電話で安否確認するサービスも検証する予定。
また、この実証実験に参加する方は、スマートシティ構築推進のための補助事業である「横浜グリーンパワーモデル事業」による 1 万円の補助金を受けることができる。

今回のプロジェクトは 2012 年度に各種アドバイス機能の開発や「enecoco」の設置を行い、2013 年度より実証実験を開始する予定。ミサワホームは省エネと快適性を両立するための各種機能の効果検証をすることでノウハウを蓄積し、独自のスマートハウス、スマートコミュニティの開発を積極的に進めていく。


ニュースリンク先
http://www.misawa.co.jp/misawa/news_release/misawa/pop-up/release-pages/pdf2012/release120615.pdf