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三菱総合研究所『「シニアが輝く日本の未来」発刊』


株式会社三菱総合研究所の総合未来読本フロネシスが11月20日発刊された。今回の特集は、『シニアが輝く日本の未来~高齢社会への挑戦』。本書は、社会の担い手として活躍する、「これからのシニア」の姿に注目している。

日本の高齢化率(65歳以上人口の比率)はすでに25%を超え、今後さらに高まると予想される。すでに超高齢社会を迎えた日本だが、実際には元気な高齢者が多く、75歳半ばくらいまでは「中年」と呼べそうなデータも発表されている。

本書は、心理学者マズローの欲求5段階節の図式を借りながら、第2の人生を社会の担い手として活躍する、「これからのシニア」の姿に注目する。1章では、25年に渡り高齢者の追跡調査を行ってきた東京大学の秋山氏と、三菱総合研究所理事長・小宮山氏が、シニアの元気な実情と今後めざすべき社会について、対談を行った。

2章から4章までは、元気でアクティブに暮らす高齢者を事例とともに取り上げ、21世紀型の豊かな社会を考えるとともに、ビジネスの可能性について探った。5章ではそんな高齢社会を支える技術について、また6章では高齢者の新たな住まいとして注目される「CCRC」について紹介している。

【内容】
●1章:対談「プラチナ社会への挑戦はシニアが主役になる」
●2章:社会の担い手となるシニア
●3章:これからのシニアが望む3つの欲求(つながり、認め合う、自己実現)
●4章:自分らしく生きる都会単身シニア女性
●5章:プラチナ社会を支える3つの技術(自動運転、遺伝子医療、ロボット)
●6章:シニアが生き生きと暮らすコミュニティへ

■書籍紹介
http://www.mri.co.jp/opinion/magazine/phronesis_10.html


株式会社三菱総合研究所
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