Home > 住まいのニュース > 積水ハウス『巨大緑化モニュメント「希望の壁」完成』

積水ハウス『巨大緑化モニュメント「希望の壁」完成』


積水ハウス株式会社が、建築家・安藤忠雄氏の発案を受けて、本社のある「新梅田シティ」で工事を進めてきた巨大緑化モニュメント「希望の壁」が、10月31日(木)に完成を迎えた。

「希望の壁」は、開花時期の異なる草木を計画的に配置することによって、四季に応じて表情が変わる高さ9m、長さ78mの斬新な巨大緑化モニュメント。「希望の壁」が設置された「新梅田シティ」は、「梅田スカイビル」や2006年に北側に創設された、都心にいながら里山の原風景を望むことができ、絶滅危惧種を含む多くの生き物も集う「新・里山」(約8,000平米)などがある複合施設で、本年3月に20周年を迎えた。「希望の壁」は「新・里山」ともつながり、大阪の街に緑あふれる快適で楽しい、癒しの空間となる。

「希望の壁」の草木は、各地の自生種・在来種を庭に植栽することで、庭や郊外の森や里山をつなぐネットワークを形成して生態系保全を目指す、積水ハウスの取り組み「5本の樹」計画の選定樹種などを中心に植栽している。

また、蝶を招く花木も混植しており、「新・里山」東側の「バタフライ・ガーデン」ともつながる「バタフライ・ウォール」を目指すなど、「新・里山」とともに豊かな生態系を育む。自然には渓谷やがけなど、立体的な環境が主であり、「希望の壁」は都市での生態系保全の取り組みにおいても新たな試みとなる。

【「希望の壁」概要】
●所在地:新梅田シティ 東側
●規模:高さ9m・長さ78m・奥行3m
●緑化内容:壁の両面は、側面も植物で覆ったプランターで構成。積水ハウスが進めている「5本の樹」計画での選定樹種であるソヨゴ、クチナシ、ヒラドツツジ、ヤブツバキ、ヤマブキ、フジ、オオイタビなどを中心に約100種類2万本以上の多彩な植物を植栽。開花時期の異なる草木も植栽して季節を彩る。
●竣工:2013年10月31日(木)
●施工:株式会社竹中工務店


ニュースリンク先
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/datail/__icsFiles/afieldfile/2013/11/05/20131105.pdf