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東芝『「スマートコミュニティセンター」を川崎市に開所』


株式会社東芝は、10月31日、スマートコミュニティ事業体制の強化を目的に、「スマートコミュニティセンター」(以下、新センター)を神奈川県川崎市に開所した。

新センターには、部門・事業・グループ会社間を横断した技術の融合、価値の創造を目指し、グループ会社を含む社会インフラ部門やクラウドソリューション部門など、スマートコミュニティ事業に関連する部門の従業員約7,800名が順次集結する。異部門間でのコミュニケーションを円滑に行える環境にすることで、シナジー効果の創出を図るとともに、川崎周辺に位置する同社の研究所、工場との連携を強化することで、スマートコミュニティ事業のグローバル展開を一層加速していく。

新センターは、電力の最適制御に加え、最適空調制御システム、画像センサ応用照明制御などを導入し、省エネと執務者の快適性の両立を実現するとともに、免震構造の採用や非常用自家発電装置、同社二次電池SCiBを用いたエレベーター停電時継続運転システム、災害時電力需給制御システムなどの導入により、災害時でも同社社会インフラ事業の継続性(BCP)を確保することで、社会を支えるインフラ施設の早期復旧などへの貢献を目指す。

あわせて新センター内には、スマートコミュニティ事業、クラウドソリューション事業のショールームを設置するとともに、東芝グループの最新商品や最先端技術の展示のほか、子供たちが科学技術を学び・体験できる展示・イベントを展開する場として「東芝未来科学館」を来年2月1日にオープンし、東芝ブランドの発信・地域社会への貢献のために、積極的に活用していく。

同社は、新センターを拠点に、東芝グループの連携を一層強化し、今後もスマートコミュニティの実現に向けて取り組んでいく。

【新センタービル概要】
●所在地:神奈川県川崎市幸区堀川町72番地34
●所有者:NREG東芝不動産株式会社(野村不動産グループ)
●建物構造:地上15階
●延床面積:104,594平方メートル
●着工:2011年7月
●竣工:2013年3月31日
●開所:2013年10月31日


ニュースリンク先
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2013_10/pr_j3101.htm?from=RSS_PRESS&uid=20131031-2841