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住友林業『アスクルとヤンマーがREDD+実証活動に参画』


住友林業株式会社(所在地:東京都千代田区)と国際協力機構(JICA)は、ベトナム社会主義共和国でREDD+(※)実証活動を実施している。この度、アスクル株式会社(所在地:東京都江東区)及びヤンマー株式会社(所在地:大阪市北区)がこの活動に参画することが決定した。

REDD+は、開発途上国の森林減少・劣化等を防ぐことにより気候変動を緩和する取り組みとして、国際社会から注目されている。現在、国連では、開発途上国のREDD+活動により排出が抑制されたCO2相当量に対して、経済的インセンティブを与える方向で議論が進んでいる。本活動は、本格的な制度導入に先立ち、REDD+活動を農村で試行することにより、REDD+の取り組みの加速・拡大を目指すもので、住友林業とJICAが本年8月に連携協定を締結し、官民連携第一号として取り組みを開始したもの。

住友林業とJICAは、REDD+実証活動を拡大するため、森林および環境の保全と地域の持続的発展に貢献する本活動に参画する民間企業を募っていたが、この度、アスクル及びヤンマーが参画することとなった。アスクルは、ベトナムからも輸出している木材由来の製品を多く扱う流通企業として、ヤンマーは、これから発展するベトナムの農業を応援する産業機械メーカーとして、CSRの観点から森づくりに参加する。

※REDD+とは
開発途上国の森林の減少・劣化を防止して地球全体でのCO2排出量を削減するという考え(REDD)に、持続可能な森林管理などによって森林のCO2吸収固定機能を高めるという考えを付加(+)したもの。現在、気候変動対策の一つとして、国連などでREDD+を国際的に進めるための枠組みが検討されている。


ニュースリンク先
http://sfc.jp/information/news/2013/2013-10-24.html