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住友林業『本格焼酎「いいちこ」の熟成樽を再生した木質壁材の提案』開始


住友林業株式会社は、このたび「いいちこ」で知られる三和酒類株式会社の本格焼酎づくりの一部で使用されている熟成樽を再生した木質壁材を、2月1日より「住友林業の家」へ採用すると発表した。

今回採用している樽には、「森の王」と呼ばれ高級家具等にも用いられる樹齢100年以上の厳選されたオーク材が使用されている。本格焼酎を熟成させるために長期間にわたり繰り返し使用され、その役目を終えた樽材を住友林業独自の技術で加工し、室内の壁材に生まれ変わらせ再利用を進めることで、環境負荷を抑えた住まいづくりを実現している。また、熟成樽として長年にわたり醸成された木の質感や風合いが楽しめる仕上げとなっている。

住友林業では、同様に樽材を使用した取組みとして、サントリー酒類株式会社がウイスキーの熟成に使用した樽材をフローリング材として再利用した戸建住宅商品「SUPER NATURAL 500 OAK (スーパーナチュラル500オーク)」を2002年に発売している。

木は、成長時に吸収した二酸化炭素を固定し続ける特長があり、長く使い続けることで環境負荷の軽減に繋がる。住友林業は、320年以上にわたり再生可能で人と地球にやさしい素材である木とともに、山林経営から木材・建材の製造・流通、住宅建築にいたるまで、幅広い事業を展開してきた。その経験と実績を活かし、価値ある本物の木を長期間にわたり住まいに使用し続けることで、サステナブル(持続可能)で豊かな社会の実現に貢献していく考えだ。


ニュースリンク先
http://sfc.jp/information/news/2013/2013-02-01.html