Home > 住まいのニュース > 住友林業『国土交通省推進「木造建築技術先導事業」に3物件が採択』

住友林業『国土交通省推進「木造建築技術先導事業」に3物件が採択』


国土交通省が推進する「平成24年度木造建築技術先導事業※」において、このたび住友林業株式会社が設計や施工に携わる3物件の提案が採択された。
※2010年度に開始された「木のまち整備促進事業」が改称されたもの。

住友林業は、建築物の木造化・木質化の推進を目的に設置された木化推進室が設計・施工を、筑波研究所が技術開発を担当しており、同事業では2010年度における採択案件で、2011年11月に竣工した東京都大田区の木造耐火構造3階建て有料老人ホームに次ぐ採択となる。

この事業は、再生産可能な循環資源である木材を大量に使用する建築物の整備によって低炭素社会の実現に貢献することを目的としており、特に構造・防火面で先導的な設計・施工技術が導入される大規模木造建築物の建設に対し、その費用の一部が補助される。採択された住友林業の3案件においては、建築物の木造化に関する普及効果について高い評価がある。

住友林業は、このたび採択となった技術をはじめとした先進の木造技術を活かし、住宅はもとより非住宅分野においても安心・安全で環境と人に優しい木を活かした建築を推進していく。

【採択案件の名称】
●チャーム四條畷木造老人ホーム
木造準耐火真壁構造と梁現し構造を採用した介護付き有料老人ホーム
●日吉材木店 八王子複合高齢者住宅
独自の耐火外壁と大空間を実現したサービス付高齢者向け賃貸住宅・デイサービス
●音ノ葉グリーンカフェ
純木質耐火集成材を用いた都心のカフェ建築


ニュースリンク先
http://sfc.jp/information/news/2012/2012-09-19.html