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住友林業『IPSIに会員登録』


住友林業株式会社(本社:東京都千代田区)は、この度SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)の運営委員会の承認を受け、2013年8月22日に会員登録となった。

“SATOYAMAイニシアティブ”とは、失われつつある二次的自然環境を改めて見直し、持続可能な形で保全・利用していくためにはどうすべきかを考え、行動しようとする取り組み。農耕などを通じ、人間が自然環境に長く関わることによって形成・維持されてきた二次的自然環境は、近年の人口増加や都市化、産業化により、世界の多くの地域で危機に瀕している。本イニシアティブでは、長期目標を「自然共生社会の実現」とし、原生的な自然はもとより、人と自然の良好な関係が構築されている社会の実現を目指す。

またIPSIは、この“SATOYAMAイニシアティブ”の活動の取組みを国際的な協力のもとで進めるために、2010年10月に愛知県名古屋市で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)において、世界中から政府、NGO、コミュニティ団体、学術研究機関、国際研究機関、国際機関等、多岐に渡る団体が集い創設された。その参加団体は2013年8月現在で147団体にも上る。

住友林業はこれまで、日本国内の社有林はもとより、海外でもインドネシアを始めとする様々な国や地域で長年に渡り植林事業を行ってきた。その事業の中には、本イニシアティブと共通の考えのもとに実施している事業も数多くある。この度のIPSIへの参加を機に、様々な団体との意見交換を通じて得られた知見をもとに、国際的な生物多様性の保全と人々の豊かな生活の両立を目指していく。

■“SATOYAMAイニシアティブ”三つの行動指針
・多様な生態系のサービスと価値の確保のための知恵の結集
・革新を促進するための伝統的知識と近代科学の融合
・伝統的な地域の土地所有・管理形態を尊重した上での、新たな共同管理のあり方の探求

■対象地域
本イニシアティブが対象とする地域は、長年にわたって人間の影響を受けて形成・維持されてきた農山村およびそれに隣接する農地、森林、草地などで構成される地域

■イニシアティブに期待される効果
人間と自然の良好な関係を構築することによって、世界的なレベルで進行する生物多様性の損失を減速させることに貢献し、あわせて二次的自然環境での生物多様性の維持・向上および持続可能な自然資源利用の促進といった二重の効果が期待できる。また、その推進過程において、例えば、多元的な土地利用を通じた安定的な食料生産ならびに所得の向上や、環境にやさしいバイオマス資源の利用促進による生活環境の改善なども期待されている。


ニュースリンク先
http://sfc.jp/information/news/2013/2013-09-10.html