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ミサワホーム『新潟県内初のスマートタウンづくりに参画』


ミサワホーム株式会社は、新潟県新潟市内で土地区画整理組合が実施するスマートタウンづくりに参画し、寒冷多雪地域向けの量産型スマートハウスを年度内に10棟建築すると発表した。

今回ミサワホームが参画するスマートタウンは、新潟市内において西野中野山土地区画整理組合が事業主体となり実施しているもので、そのうちデータ検証のため先行して建築する10棟の実証住宅について、ミサワホームの販売会社であるミサワホーム新潟株式会社が受注した。当スマートタウンには264棟の戸建住宅のほか、商業施設やスーパーマーケット、特別養護老人ホームなどが建設され、将来的には土地区画整理組合と日本電気株式会社、国立大学法人長岡技術科学大学などが連携してタウン内エネルギーの最適利用を目指す計画だ。

今回の実証住宅ではミサワホームが持つ高い断熱性能に加え、空調領域を区切り暖房効率を向上させるほか、洗面室やホールにも暖房を設置し住宅内でヒートショックが起こらないような対策を施す。環境設備は太陽光発電システムや燃料電池、HEMSを採用しエネルギーの効率的な利用を図るとともに、ミサワホームが提案する自然エネルギーを有効活用するための設計手法「微気候デザイン設計」を、各戸のプランニングや外構計画に取り入れる。なお、今年度中に実証住宅の購入者を募集・決定し、来年4月よりエネルギー消費量や室内の温熱環境、外部の気温や湿度、風向き、風速などのデータを取得する。これらから住宅の断熱仕様や環境設備、プランニングなどの妥当性を検証し、当スマートタウン内でミサワホームが建築する予定の分譲住宅設計に反映していく。

ミサワホームは、今回のスマートタウンづくりに参画することで最新の環境技術に関するノウハウを蓄積し、寒冷多雪地域などのエリア特性に応じた量産型スマートハウスのあり方を検証するとともに、より快適で人にやさしく環境にも貢献できるスマートハウス、スマートタウンの開発に注力していく考えだ。


ニュースリンク先
http://www.misawa.co.jp/misawa/news_release/misawa/pop-up/release-pages/pdf2012/release121030.pdf