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シャープ『住宅用単結晶太陽電池モジュールを発売』


シャープ株式会社は、コンパクトタイプの“BLACKSOLAR(ブラックソーラー)”で、屋根面を効率的に活用できる単結晶太陽電池モジュール<NQ-140AC>を2013年9月10日に発売する。太陽光を電気に変換する効率が高い“BLACKSOLAR”のラインアップを拡充し、幅広いニーズにお応えする。

“BLACKSOLAR”は、セル表面の電極をなくし太陽光を受ける面積を広げる「バックコンタクト構造」を採用。隣接するセル間の接続抵抗を抑えることで送電ロスを低減させる「配線シート方式」と、発電ロスを低減させる「再結合防止膜形成技術(※1)」」により、高効率な発電を実現し、主に住宅用として提案。

本機は、標準タイプの約4分の3(※2)のサイズで商品化。屋根面を効率的に活用できることに加え、屋根形状に合わせて標準タイプと組み合わせることもでき、設置バリエーションが広がる。例えば、一般的な切妻屋根に本機と標準タイプを組み合わせることで、標準タイプのみを設置する場合に比べ、設置容量を約12%アップできる(※3)。

シャープは、国内住宅用太陽光発電システムを約55万件(※4)設置した実績と、約35万件(※4)の設計データを活用し、日本の複雑な屋根に合わせた商品を提供することで、太陽光発電システムのさらなる普及に努めていく。

※1:発電層で分離した正孔(+)と電子(-)の再結合を防ぎ、発電ロスを低減できる膜を形成する技術。
※2: <NQ-198AC>:1.15平米、<NQ-140AC>:0.85平米の比較。
※3:間口:4.0間、奥行:4.5間、勾配:4.5寸、軒先:600mm、スレートの切妻屋根に設置した場合。
※4:2013年3月末時点(シャープ調べ)

【概要】
●品名:住宅用 単結晶太陽電池モジュール
●形名:NQ-140AC
●公称最大出力:139.5W
●希望小売価格:89,460円
●発売日:2013年9月10日
●月産台数:5,000台


ニュースリンク先
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/130806-a.html