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シャープ『住宅用 定置型リチウムイオン蓄電池システム』発売


シャープ株式会社は、長期間使用しても劣化による電池容量の低下が少なく、非常時にも安心して使用できる住宅用 定置型リチウムイオン蓄電池システム2機種を発売する。

一般的に、リチウムイオン蓄電池は、充放電を繰り返すことで電池容量が低下する特性がある。本システムは、満充放電を8000回繰り返しても初期の70%以上の容量を維持(※1)する高性能リチウムイオン蓄電池セルを搭載し、長期間安定して運転できる。
※1:23度で1C電流にて満充放電を行った場合に性能維持を確認した値で、保証値ではない。また、充放電条件により異なる。

本システムは、太陽光発電システム(※2)と連携し、停電時は夜間や雨天でも日中に充電した電力を使用することができる(※3)。また、曇天時など発電量が消費電力量を下回る場合も、本システムが不足する電力を補うことで、過負荷による太陽光発電システムの運転停止を防ぐことができる。平常時は安価な深夜電力で充電し、割高な日中の買電量を抑える「経済性モード」を搭載し、電気代の節約が図れる。
※2:2008年発売以降のシャープ製住宅用パワーコンディショナを採用している太陽光発電システムと連携できる。
※3:停電時に使用したい機器は、専用配線(専用コンセント)に接続しておく必要がある。また、停電時は、本システムを自立運転モードに切り替える必要があり、AC100Vの家電機器のみ使用できる。

さらに、電力見える化システム(HEMS)(※4)と連携し、HEMS専用タブレット端末(※4)を使って、蓄電池残量に応じた家電機器(※5)の使用可能時間を確認(※6)することができる。
※4:HEMS(Home Energy Management System)。別売の<JH-RTP1/JH-RTP2>に限る。
※5:<JH-RTP1/JH-RTP2>付属のタップ(JH-AP01/AP02/AP03)に接続された家電機器が対象。タップは、家庭のコンセントに差し込むことで設置でき、各家電機器の消費電力データをHEMS専用タブレット端末に送信する。
※6:時間表示は計算上の“めやす”であり、動作を保証するものではない。

シャープは、太陽光発電システムによる「創エネ」と電力見える化システム(HEMS)による「省エネ」に、本システムによる「蓄エネ」を組み合わせ、快適なエコライフを提案していく。

【主な特長】
●満充放電を8000回繰り返しても、初期の70%以上の容量を維持(※1)する蓄電池セルを搭載
●太陽光発電システム(※2)と連携し、停電時でも安定して電力を供給
●HEMS専用タブレット端末(※4)で、運転状況の表示や確認が可能
●余剰電力買取価格は、太陽光発電システムのみを設置する場合と同額(42円/kWh)(※7)
※7:経済産業省が定める平成24年度(2012年7月~2013年3月)の余剰買取価格より引用している。モデルケースであり、買取価格は電力会社ごとに異なる。


ニュースリンク先
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/130116-a.html