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三菱地所レジデンス『顧客の声を活かした商品開発の体制強化「EYE’S PLUS(アイズ プラス)」始動』


三菱地所レジデンスは、顧客の声をより一層集約し、本当に顧客が喜ぶ商品を開発するため、顧客の目線に、プロの視点を加えて「新たな価値をプラス」していくものづくりの取り組みとして「EYE’S PLUS(アイズ プラス)」を始動し、顧客の声を試作品として形にして各種分析・検証を行う拠点となる“ものづくり研究所”「EYE’S PLUS LAB(アイズプラス ラボ)」を開設する。

■EYE’S PLUSとは
「EYE’S PLUS」とは、顧客とのコミュニケーションを商品開発につなげる取り組み。顧客の声に三菱地所レジデンスの実績やノウハウを活かしたプロの視点を加えている。ユーザーの声に向き合うことにより、長く愛され、飽きのこないものを追求し、顧客が本当に喜ぶ商品を開発していく。
顧客の意見から方向性を見出し、その方向性から仮説をたてて試作品をつくり、仮説を検証していく。一連のものづくり活動から生まれた商品を、「EYE’S PLUS」の名を冠した商品として提供する。
また、「EYE’S PLUS」では、顧客に約束する5つの基本方針を
(1)お客さまに理想の暮らしをご提案するために「ユーザーの視点を大切にすること」
(2)長くお使いいただくために「品質・性能を追求すること」
(3)環境に配慮するために「資源を考えること」
(4)いつまでも愛される商品を作るために「飽きのこないものであること」
(5)上質であるために「細かい部分にまでこだわること」
と定め、この方針に基づき使いやすい商品を開発、提案する。

■“ものづくりの研究所”「EYE’S PLUS LAB」の開設
商品開発の分析・検証を行うための場として、ものづくりの研究所「EYE’S PLUS LAB」を開設。研究所では、キッチン、カラースキム、洗面台、トイレ、浴室、扉、収納などの試作品や完成品を実際に設置し、検証・改良に活用する。また、顧客や社員へのインタビューなど対面のコミュニケーションを通じて意見を伺う場とするほか、バリエーションの中からマンションのコンセプトに最適な商品を導入することで、顧客から支持される商品を提供する。

■「EYE’S PLUS」からの商品誕生 ~「EYE’S PLUS KITCHEN」~
2012年7月より、キッチンの開発に取り組み、アンケート5,107件、グループインタビュー6回、「スマイラボ」を通じたコミュニケーション19件、顧客接点を持つ部署の社員が直接伺った顧客の声や社員の意見をもとに、「EYE’S PLUS」の商品開発の第1弾として「EYE’S PLUS KITCHEN」が誕生した。今後は、収納、洗面、カラースキムなどの開発を順次進めていく。

■「EYE’S PLUS KITCHEN」が完成するまでの取組み
(1)STEP1
「スマイラボ」、三菱地所レジデンス主催イベント来場者へのアンケート等を実施して、顧客の声を広く伺い、その中から、「キッチンカウンターの立ち上がり」「収納」「作業スペース」について、以下の意見が多いことに着目し仮説を立てた。

~アンケート結果より~
●「キッチンカウンターには手元が隠せるように立ち上がりがあった方が良い」という声が約51%、「フラットカウンターが良い」という声は、約26%ほどだった。
・仮説
手元が隠せるように立ち上がりがあった方がいいのではないか。

●シンク下、食品庫などの収納部がもっと必要、ものの置き場所に困るという声が多く、足りないスペースの中で「収納」と答えた方は約87%を占めた。
・仮説
キッチンでは様々なものがあり散在しやすいのではないか。

●食洗機があれば、シンクよりも作業スペースが広い方がよいという声が約70%を占めた。
・仮説
食洗機があれば、シンクより作業スペースを広く取っても良いのではないか。

(2)STEP2
細かく検証を行うため、4つのキッチンを試作し、顧客と社員にアンケート(649件)やグループインタビュー(6回・45組)を行った。その結果、立ち上がりの形状や高さ、収納のサイズや場所、収納の形状、作業スペースについて下記のような発見を得て、開発のポイントをまとめた。

(3)ANSWER
顧客と社内の意見を分析・検証し、2013年度版「EYE’S PLUS KITCHEN」が完成した。今後提供する「ザ・パークハウス」に順次採用し、第一弾として「(仮称)横浜市神奈川区新子安一丁目計画」等での導入を予定している。なお、キッチンの仕様見直しは、隔年で行う予定だ。


ニュースリンク先
http://www.mec-r.com/news/2013_0606.pdf