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オリックス・NEC・エプコ『蓄電池レンタルによる家庭向けエネルギーサービスを開始』


オリックス株式会社と日本電気株式会社(NEC)および株式会社エプコが共同で設立したONEエネルギー株式会社は、4月26日より、蓄電池レンタルとスマートハウス向けアプリケーションを組み合わせた家庭向けエネルギーサービス(以下「本サービス」)を開始した。

まずは東京電力管内を対象に本サービスの先行受付を開始。6月1日より順次取り付けを行ない、本サービスの提供を進めていく。

本サービスは、ONEエネルギーが「新築・既築の一戸建て」「HEMS機器の有無」「太陽光発電設備の有無」に関わらず、一般家庭向けにNEC製の定置用蓄電池(容量:5.53kWh)とエプコ開発のスマートハウス向けアプリケーション「ぴぴパッ!」をクラウドデータ連携により組み合わせ、システム一式をレンタルで提供するサービスとなる。

本サービスは、最適節電のナビゲーションやスマートフォンで電気の利用状況をいつでも確認することができるなど、一般家庭において「電気を上手に貯めて賢く使う」という新しいライフスタイルを実現するとともに、非常用電源としても重要な役割を担う。

さらに、本年4月に閣議決定された電力小売全面自由化(2016年予定)により、「家庭が電力供給源を選べる時代」が見込まれている。将来的には一般家庭における電力購入の選択肢が拡がり、本サービスの需要はより高まっていくと考えられる。

ONEエネルギーは、今後、全国の新築ならびに既築一戸建てのスマートハウス化を通じて本サービスを促進していくため、ハウスメーカーやリフォーム業者、工務店などの販売代理店の募集や一般電気事業者をはじめとするエネルギー関連企業との連携も目指していく。

これにより、今年度中に1万軒、2015年度までに10万軒の家庭に対して本サービスの提供を目指す。また、本サービスを全国の自治体が取り組む「スマートシティ構想」の具体的な節電メニューとして導入することにより、市民参加型の新しいエネルギー社会の実現にも寄与できると考える。


ニュースリンク先
http://jpn.nec.com/press/201304/20130425_01.html