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日立グループ『日立グループの2製品がドイツの「ユニバーサルデザイン賞2013」を受賞』


日立グループは、このたび、ドイツ・ハノーバー市を本拠地とするユニバーサルデザイン協会とユニバーサルデザイン有限会社が主催する「ドイツ・ユニバーサルデザイン賞2013」において、日立アプライアンス株式会社のドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム スリム」BD-S7500と株式会社日立メディコのX線一般撮影装置「Radnext PLUS」が、「ユニバーサルデザイン賞2013(universal design award 2013)」を受賞した。

また、これらの製品は、消費者100名が選定する「ユニバーサルデザインコンシューマーフェイバリット賞2013(universal design consumer favorite 2013)」も合わせて受賞した。

「ユニバーサルデザイン賞」は、多くの人が公平に直感的に使用できるかどうかという点に加え、安全性・革新性・適切な価格などが評価基準となる。本表彰には、国際的に著名なデザイナーなどが審査を行う「ユニバーサルデザイン賞」と、年齢や性別などに偏りがないように選出された100名の消費者が投票で選ぶ「ユニバーサルデザインコンシューマーフェイバリット賞」の2種類がある。

第6回目となる今年は121件の応募のうち54件が「ユニバーサルデザイン賞2013」を、32件が「ユニバーサルデザインコンシューマーフェイバリット賞2013」を受賞している。

【受賞製品の特長】
(1)ドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム スリム」BD-S7500
「ビッグドラム スリム」BD-S7500は、高い洗浄力や乾燥性能、省エネなどの基本性能に加え、使いやすさにも配慮したスリムタイプのドラム式洗濯乾燥機。洗剤を本体上部からサッと入れられる洗剤投入口や、見やすい大型ホワイト液晶画面の操作パネル、ハンドルを引くだけで片手でラクに開けられるドアなど、細部にまで工夫を凝らしている。
さらに、洗濯のたびに槽を除菌、黒カビを抑える「自動おそうじ」機能や、高速風で衣類のシワを伸ばし、アイロンがけの手間を省く「風アイロン」機能など、顧客が感動するような「実感価値」をプラスしている。
(2)X線一般撮影装置「Radnext PLUS」
「Radnext PLUS」は、片手で操作できるワンハンドコントロールグリップのX線一般撮影装置。一般撮影装置とは、胸部、腹部、骨といったX線写真を撮影する装置で、放射線科で行われている全ての検査の基礎となり、さまざまな病気の初期診断において欠かすことのできないものだが、撮影部位は多岐にわたるため、X線管と被検者までの距離、向き、角度や高さといったポジションはさまざまだ。技師が多数の検査をこなすためには、これらのポジショニング作業を短時間で、容易に行う必要がある。
この課題の解決策として、片手で操作できるワンハンドコントロールグリップを開発した。これにより、操作部の高い位置から低い位置までの位置決めの操作性が向上するとともに、片手で被検者の介助をしながら、片手で装置を自由に操作することが可能となった。また、被検者にとっては、外観の無骨さや耳障りな操作音などからくるメンタルストレスの軽減は大きな課題だったが、本装置はブレーキの電磁ロックの静音制御により、耳障りな操作音を軽減した。


ニュースリンク先
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2013/03/0308.html