住友林業『子育てをテーマとした庭の設計提案「ハグくみの庭」』展開開始
住友林業株式会社と、都市の緑化及び戸建住宅の外構・造園・植栽管理等を行う住友林業緑化株式会社は、「五感とからだを育む庭づくり」をコンセプトとした設計提案である「ハグくみの庭」の展開を開始すると発表した。
身近な生活空間である庭で、子どもたちがからだを自発的に動かし五感を働かせることができるよう、設計段階で仕掛けをつくり、子どもの好奇心を自然に引き出す住まいづくりを提案していく。
■開発の背景
2011年度に住友林業が実施した子育て世代を中心とした既入居者のヒアリング調査において、「見るだけでなく子どもと一緒に使える庭をつくって欲しい」「子どもを外で安全に遊ばせたい」という意見が複数あり、住友林業緑化とともに、子育て世代に向けての庭の開発を進め、今回の商品提案にいたった。
■開発コンセプト
「ハグくみの庭」の”ハグくみ”は“ハグ”(抱きしめる)と”育み”を掛け合わせた造語で、そのコンセプトは、五感とからだの発達がその後の成長の土台になるという、広木克行教授(大阪千代田短期大学教授・神戸大学名誉教授)の考え方に基づき住友林業が住宅、特に庭づくりの提案として構築したもの。
人間の発達には順序があり、からだを動かし感覚器官をフルに働かせ五感を通じて獲得する知能である「実用的知能」の発達が土台となり、その後、文字や記号などを使った抽象的な思考を可能にする「論理的知能」が発達するといわれている。「実用的知能」は子どもが自発的に遊ぼうとするときに最も良く発達するとされていることから、有識者へのヒアリングや保育園などにおける子どもの行動観察を通じて、子どもが全身を使って遊びたくなる仕掛けを庭に設ける設計提案を行っている。また広木教授によると、子どもの成長は自分の興味・関心を親に認めてもらうことで促進されることから、大人が子どもを見守ることができる提案も併せて行っている。
■「ハグくみの庭」の12の設計アイデア
「ハグくみの庭」では、子どもの好奇心を引き出すための、12の設計アイデアを提案している。子どもの好奇心や創造力を育み、からだの成長を促すための工夫を、家族や敷地などの条件にあわせて庭づくりに取り入れることができる。
【アイデアの基本要素】
●五感を育む:さまざまなものを五感で感じ取り、豊かな感性を育てる
●好奇心を生む:「知りたい」「遊びたい」など自発的意欲の源をつくる
●創造力を育てる:自分で創り出す喜びから意欲や表現力を育てる
●からだをつくる:全身を自分の意思どおりに動かせる運動機能をつくる
●安全・安心に遊ぶ:子どもが安全に遊び、大人が安心して見守る環境をつくる
【アイデアの基本要素】
(1)かざっちゃう門:飾って楽しむ仕掛けをつくり、創造力を育てる
(2)あんしんリーフ:トゲなどがない、触っても安全な植物を配置する
(3)芝生じゅうたん:裸足で遊べる芝生には、管理の手間が軽減できる品種も提案する
(4)ステップデッキ:室内外をつなぐことで戸外に誘い、段差を上り下りすることでからだづくりに貢献する
(5)すぐそこ花だん:デッキまわりに子どもの手が届く花だんを配置し、好奇心や興味を育てる
(6)どろんこ広場:砂遊びで色々なかたちをつくることを通じて、創造力を育む
(7)わくわくマウンド:庭の一部に起伏を設けることで、遊びたいという好奇心と自発性を引き出す
(8)じゃぶじゃぶシンク:子どもの遊びやすい位置に屋外水洗を配置し、好奇心を引き出す
(9)緑のスクリーン:日差しをやさしく遮るだけでなく、視覚的な涼しさを感じるため夏のお昼寝にも最適
(10)おいしい庭:自分で育てた野菜や、木の実を家族で収穫することで食べる喜びが深まる
(11)見わたし垣:飛び出し防止や安全確認の習慣づけにも効果がある低めの生垣を配置する
(12)見まもり庭:リビングやダイニングなどから目が届くことで安心して子どもを見守ることができる
ニュースリンク先
http://sfc.jp/information/news/2012/2012-11-20.html
























