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大京グループ『首都直下型地震による震災に備えてメール配信システムを二重化』


株式会社大京を中心とする大京グループは、株式会社NTTデータが開発したクラウドサービス「BizXaaS(ビズエクサース)(※1)」を採用し、「メール配信システム」を首都圏と関西の二重化とした。
※1 BizXaaS (ビズエクサース)

「BizXaaS」はNTTデータのトータルクラウドサービス。エンタープライズ向けにシステム基盤をクラウドサービスとして提供する「BizXaaS プラットフォームサービス」他、幅広いアプリケーションサービスを取りそろえ、高信頼で安心のクラウド環境の実現をお手伝いする。

このシステムは、首都圏に震度6弱以上の地震が起きた場合、90分以内を目標に、「メール配信システム」を関西のクラウドシステムに切り替えることが可能となる。このことにより、全国の顧客およびグループ社員間のメールによる連絡が可能となり、事業継続の大きな一助となる。

東日本大震災以降、「想定外の災害」まで視野に入れた対策を実施することが企業の社会的責任になっている。大京グループにおいても、新築マンションや中古マンションを契約した顧客、また、管理受託をしているマンション管理組合など、多くの顧客との繋がりがあり、その事業継続は社会的責任であると捉えている。本年7月、大京グループでは、ディザスタリカバリ(以下「DR」)(※2)サイトとして、マンション管理組合の「組合会計システム」を関西に構築し、想定外の災害が起きても管理組合会計業務の継続を担保した。
※2 ディザスタリカバリ(disaster recovery)は、自然災害などによる致命的なシステム障害から、情報システムを復旧させること、あるいはそうした障害復旧に備えるための予備的措置や機能・運用体制のこと。

このたび、「メール配信システム」について、DRサイトを同じ関西に構築し、首都圏における災害時に顧客からの問い合わせなどに対する照会・回答を可能とし、また、大京グループ社員間の連絡体制を整えることで、顧客への安心へ繋げていく。


ニュースリンク先
http://www.daikyo.co.jp/dev/files/20121101.pdf