Home > 住まいのニュース > JX日鉱日石エネルギー『SOFC型家庭用燃料電池「エネファーム(Type S)」』2012年「日経地球環境技術賞」受賞

JX日鉱日石エネルギー『SOFC型家庭用燃料電池「エネファーム(Type S)」』2012年「日経地球環境技術賞」受賞


JX日鉱日石エネルギー株式会社が製造・販売するSOFC(※)型家庭用燃料電池「エネファーム(Type S)(以下「SOFC型エネファーム」)が、日本経済新聞社が主催する2012年「日経地球環境技術賞」で「優秀賞」に選出された。
※固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell):電解質にセラミックを用い、各種燃料電池のなかでも発電効率が最も高い。セルに貴金属が不要なことも特徴。

「日経地球環境技術賞」は、地球環境問題に関する調査、研究、技術開発、ならびにものづくりについて実践的な取り組みの独自性、実現性などを総合判断し、優れた成果を表彰する制度だ。

「SOFC型エネファーム」は、LPガス・都市ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて発電し、この時に発生する熱でお湯もつくる高効率の家庭用コージェネレーションシステムとなる。定格発電効率45%を実現し、電力需要に合わせて24時間連続運転を行うことにより、一般家庭で使用される電力の約7割をカバーすることが可能だ。

JX日鉱日石エネルギーは、「SOFC型エネファーム」を軸に太陽光発電などと組み合わせた新エネルギーシステムの提供を行うとともに、家庭のエネルギーの最適化を提案するENEOSエネルギー診断サービス「Dr.おうちのエネルギー」を展開するなど、「省エネ」「再エネ」「自立」をキーワードとする「ENEOS創エネ事業」を推進することで、自立・分散型エネルギー社会の実現に貢献していく。

【日経地球環境技術賞概要】
●主催:日本経済新聞社
●審査委員長:茅 陽一(地球環境産業技術研究機構理事長)
●評価基準:
(1)地球環境保全への貢献度
(2)研究・技術の独自性
(3)技術の実現性、普及の可能性
(4)産業界への技術革新の貢献度
(5)社会へのインパクト

【SOFC型家庭用燃料電池「エネファーム(Type S)」の概要】
●販売開始日:2011年10月17日
●販売機種:LPガス仕様、都市ガス仕様
●希望小売価格:270万円(消費税込み、工事費別)
●保証期間:10年間
●販売エリア:北海道・沖縄県を除く地域(但し、気温・標高・沿岸からの距離など、条件により設置できないエリアがある)

■商品紹介サイト
http://www.noe.jx-group.co.jp/lande/product/fuelcell/index.html


ニュースリンク先
http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/2012/20121018_01_0960492.html