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三協アルミ『ビル・集合住宅向け「自然換気システムARM-S@NAV」&木造戸建て住宅向け「玄関ドア“ラフォース”採風タイプ」』2012年度グッドデザイン賞受賞


三協立山株式会社・三協アルミ社の『自然換気システムARM-S@NAV』と『玄関ドア「ラフォース」採風タイプ』は財団法人日本産業デザイン振興会が主催する『2012年グッドデザイン賞』を受賞した。また、『自然換気システムARM-S@NAV』については、本年度より受賞対象の中から審査委員が注目したデザイン100件のみに贈られる『グッドデザイン・ベスト100』に選出された。

■『自然換気システム ARM-S@NAV (アームスアットナビ)』
ARM-S@NAVは、「風をつかむ」「風の道をつくる」「風を制御する」といった独自技術の組合せにより、自然の風を建物に取り込むとともに、「風力」「重力(※1)」を利用して効果的な換気を行うことができる自然換気システムとなる。「一面換気(※2)」+「定風量機構(※3)」の採用により、あらゆる建物の様々な条件下で自然の風を取り込むことができる。
※1重力:温度差によって生じる気圧差
※2 一面換気:壁に沿って流れる風をとらえることを可能とした機構
※3 定風量機構:室内へ入る風量をコントロールする機構で方立部への搭載は、日本で初めての仕様
今回の受賞では、ARM-Sシリーズのコンセプトである「スリム」「機能美」を踏襲したデザインに加え、風の強弱や向きなどの条件に関わらず「壁面に沿って流れる風」を一定量で取り入れる機構(一面換気+定風量機構)の開発により、FIX窓でも「風を感じ呼吸する建物が可能」になった点が評価された。

■採風玄関ドア「ラフォース採風タイプ」
「ラフォース採風タイプ」は、ドア内部の内開き窓から自然風を取り込む新スタイルを採用した戸建て住宅向けの玄関ドアとなる。従来の採風機構であった上げ下げ窓タイプと比較して、約2倍の通風面積を確保した。さらに、ドア正面方向からだけでなく、横方向から吹き込む風(壁に沿って流れる風)も効率良く室内に取り込めるウィング(突起)を設け、換気量をアップさせている。また、内開き窓にすることで出幅を抑え、ドア外観をスリムに仕上げたスタイリッシュなデザインだ。
今回の受賞では、新機構のウィングが、室内側に手が入らないようにするなど防犯性を確保している点や、季節を感じられる自然風を取り込めることにより省エネにも貢献できる点が評価された。


ニュースリンク先
http://alumi.st-grp.co.jp/news/2012news/sa20121001.html