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積水化学工業『スマートフォン向け“減災”アプリ』無償提供


積水化学工業株式会社 住宅カンパニーは、家庭の減災のためのスマートフォン・アプリケーション『あんしん備忘録』を無償でご提供する。提供の範囲は一般のスマートフォンユーザーとなる。
同社では、大容量の太陽光発電システム(以下PV)、コンサルティング型ホームエネルギーマネジメントシステム(以下HEMS)「スマートハイム・ナビ」、定置型大容量リチウムイオン蓄電池「e-Pocket(イーポケット)」の3点を搭載した、『進・スマートハイム』を今年4月に全国(北海道・沖縄および一部積雪地域を除く)で発売。地球環境への優しさ、快適性、経済性などのほか、災害時の安心・安全を提供している点でも高い評価を受けている。

今回開発した『あんしん備忘録』は、関西大学社会安全学部長・教授で「地震対策完全マニュアル」の著者である河田惠昭氏の監修で、もしもの場合の被害を最小限に食い止める減災の発想から、防災意識を高めていくことを目的に開発した。住まいを提供する企業として、一般のスマートフォンユーザーにもアプリを提供することで、社会的責任を果たす狙いがある。

アプリケーションの内容は、①災害に備える「住まい」「防災グッズ」「食糧」の3つの観点から必要な備えができているかをチェック。②地震が起きた時に備える「もしもシミュレーション」などで構成。アプリを利用してもらうことで、日頃からの災害に対する準備や対策の呼びかけや、いざという時に住設備を充分に活かすことができるようなサポートを実施する。さらに、セキスイハイム入居者に対しては、非常時の太陽光発電の利用方法やメンテナンスに関する情報を提供し、顧客満足度の向上を図ることを目的としている。

【減災アプリ『あんしん備忘録』の特徴】
1.住まい・防災グッズ・非常食のチェックリストを用意
住まい、防災グッズ、食糧の3つの観点で、必要な備えができているかをチェックできる。例えば「住まい」→「キッチン」→「食器棚」と進んでいくと、地震の揺れ防止に効果のある固定器具を画像入りで紹介。それらを取り入れることで、キッチン周りの対策度が「%」で表示される。また、不足しているものは購入することもできる。
2.地震発生に備える「もしもシミュレーション」
自宅内のほか、エレベータ内、車の中、商業施設・公共施設内、職場・学校内、道路を歩行中などの9つのケースについて、「もし大きな地震にあったら?」という視点で、シチュエーション別にどのような行動をとったらいいのかがわかる早押しクイズ形式のチェックリストを用意している。
3.地震発生後の備えも充実
全国避難所情報が入っているので、GPS機能を使い自分が今いる場所の近くの避難所がわかる。また、セキスイハイム入居者には、非常時の太陽光発電システムの使い方やメンテナンスに関する情報がすぐわかるよう配慮している(2012年10月頃、蓄電池に関する情報を追加予定)。


ニュースリンク先
http://www.sekisuiheim.com/info/press/20120605.html