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住宅減税の確定申告手続きの仕方


最大300万!が減税される住宅ローン減税は、初年度に必ず確定申告をしないて適用を受けることができません。いつも年末調整で確定申告はしたことがないという方向けに確定申告手続きの仕方について紹介します。

確定申告書の作成の仕方は、4つの方法があります。

1.自分で手書きする
2.PCで作成してプリントアウトする
3.税理士に代行を依頼する
4.税務署で作成をする

それぞれの方法を簡単に説明します。

1.自分で手書きする(難易度C)
確定申告書の用紙を税務署から入手して、手引きを確認しながら手書きをすることで確定申告書を作成することができます。申告書用紙を入手して手引きを確認すればできますが、手書きで作成した場合には、住所を何度も記入しなければならなかったり、電卓を使って計算をしなければならなかったりと意外と手間がかかり、間違いもおかしやすいと思います。手っ取り早く作成できる方法ですが、確定申告書を作成する難易度はかなり高いです。

2.PCで作成してプリントアウトする(難易度B)
国税庁のHPの確定申告書作成コーナーを利用して確定進行書を作成することができます。質問に答えるような形で、確定申告書を作成することができます。入力フォームは必要書類に似た形で、必要書類のどの数字を転記したらいいのかわかり易くなっています。住所も何度も記入する必要もなく、集計は自動で行ってくれます。よくある申告パターンごとに入力マニュアルも準備されているため、住宅ローン減税の確定申告のみを行う場合には、難易度もそれ程高くないのでオススメの作成方法です。プリントアウトした確定申告書は、必要書類と共に税務署へ郵送すれば手続きは完了です。必要書類のリストも申告書作成時にプリントアウトされますのでチェックリストとして使用可能です。電子証明書とカードリーダーを持っている場合には、自宅からE-taxで電子申告をすることも可能です。しかし、住宅ローン減税の場合は、電子申告をしても、必要書類は別途郵送で送る必要がありますので、電子申告のメリットはあまりないでしょう。

3.税理士に代行を依頼する(難易度A)
今までの説明を聞いて自分には無理だと思われた方、忙しくて自分で作成している時間がないと思われた方は、税理士に確定申告書の代行を依頼してみましょう。気になる代行料金ですが、税理士により多少変動がありますが、住宅ローン減税の場合、大体1回1万円〜3万円ぐらいの範囲内で代行してもらえるようです。税理士はこの時期、書き入れ時ですので場合によってはお断りされてしまうかもしれませんので、お願いするのであれば早めにお願いしましょう。面倒くさがり屋の方にオススメなのは、必要書類を代理で取得してくれる税理士です。依頼する場合には、料金の確認と共に必要書類を代理で取得してくれるかどうか確認してみましょう。

4.税務署で作成する(難易度B)
意外かもしれませんが、確定申告書は税務署に行って作成をする方が結構います。この時期は税務署も忙しいため、確定申告書作成会場を別の場所で設けている税務署もあります。税務署に必要書類を持っていけば、作成する申告書毎に申告書の作成方法を指導してくれる税務署職員のサポートを受けながら確定申告書を作成することができます。税務署の職員と聞くと怖い人を想像されるかもしれませんが、税務署の職員の方は公務員の中でも一番腰が低くて親切だと言われていますので、安心して下さい。ただし、夕方のスーパーのレジのように混雑して行列をすることもありますので、3月よりは2月の空いている時に税務署に行って確定申告をすることをオススメします。

いずれの方法を採用するにしても、まずは動き出さなければ始まりません。マイホーム購入者の最後の関門と言われる確定申告手続き、早めの突破を目指しましょう。

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