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東京ガス『「住まいの環境デザイン・アワード2014」入賞者発表』


東京ガス株式会社は、このたび、デザインコンペティション「住まいの環境デザイン・アワード2014」の入賞者を決定した。

当コンペティションは、「居住者が実際に生活している住宅」を対象に審査することが大きな特徴で、「暮らし」「環境」「デザイン」の三つの要素が調和された住宅を審査し、表彰することによって、良質な住宅が広く普及することを目的としている。

なお、結果は「住まいの環境デザイン・アワード2014」公式ウェブサイトにて公表されるとともに、3月20日(木)~4月1日(火)にリビングデザインセンターOZONE(東京都新宿区西新宿)にて「受賞作品展」が開催される。また、2月17日(月)には、上位入賞者によるプレゼンテーション等を行う「住まいの環境デザイン・アワード2014 シンポジウム」が開催される。

■グランプリ作品
・作品名:「SHIRASU」
・設計者/企業名:鈴木 亜生/ARAY Architecture
・施工:株式会社 アルカンシェル

この住宅は、太陽熱集熱による給湯や床暖房、雨水を利用した散水など、再生可能エネルギーや未利用エネルギーを活かすパッシブな手法を取入れ、空気や温熱の環境に配慮するとともに、住む人の暮らし方に則した空間構成を考えている点が高く評価された。
また、建築材料には建設地である九州南部一帯に厚い地層として分布する細粒の軽石や火山灰などの堆積物「シラス」を用いて新しく開発した「シラスブロック」が使用されている。「シラス」は耐熱性や耐火性、調湿性、蓄熱性に優れた材料で、通常の建築材料ではなく高温多湿な現地の気候風土に合った材料を建築家が自ら採用・開発していく観点も評価され、グランプリに選出された。

■「住まいの環境デザイン・アワード2014」公式ウェブサイト
http://www.gas-efhome.jp/


ニュースリンク先
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20140107-02.html