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コスモスイニシア『産学民協同研究プロジェクト「ココラボ」開始』


株式会社コスモスイニシア(本社:東京都港区)は、新しい住空間の可能性を見出すための産学民協同研究プロジェクト『COCOLABO(ココラボ)2013』を本年6月より開始。『ココラボ』として8年目を迎える今年の取り組みテーマは『「暮らしシェア」を考えよう。』だ。

昨今多く見られるようになった「シェアハウス」の概念から脱出して、
●「誰が、何をシェアしているのか?」の根本に迫る→「シェア」という行為の原点に立ち返る
●これからの時代の「暮らしシェア」のあり方を探求する
ことを目的に、本年12月まで活動していく。
今回の協同研究パートナーは、日本女子大学 篠原研究室(教授:篠原聡子(建築家))。篠原研究室が、インターネットを通じて「暮らしシェア」のあり方などの研究内容を段階的に発表し、その内容に対して、一般の生活者や、住宅事業者であるコスモスイニシアとの意見交換を交えながら展開していく。研究過程においては、シェアの内容、個人の生活時間や行為をフィールドワークから探り、グループインタビュー(意見交換会)などのイベントを開催していく。生活者のリアルな声を反映しながら研究を進め、最終的にはシェア・ライフのプログラム提案から具現化までを行う。

■『COCOLABO(ココラボ)』とは
『COCOLABO(ココラボ)』は、「個々(coco)の住まいを共に(co)考える研究所(laboratory)」として、展開しているプロジェクト。住空間への関心の高い生活者、住空間を専門に研究を進める大学研究室、そして住空間の開発者であるディベロッパーの3者が、双方向にコミュニケーションを図る住宅分野において殆ど例のない取り組み。

【ココラボ研究テーマ・内容】
●研究テーマ:「暮らしシェア」を考えよう。 ― 再考:(都市に)集まって住むということ ― 
●研究内容:新しいシェアスタイルのリ・コンセプトについてWho×What×Howの新しい仕組みを切り口に研究する。今までの一般的な「シェアハウス」といえば、例えば、[単身の社会人が、独身寮(浴室・食堂)を大規模サービス受給型で]シェアするスタイルや、[学生が、一戸建て(LDK+浴室)を小規模完全自立型で]シェアするスタイルが思い浮かばれる。しかし、今回のこの研究においては、異なる世代、世帯像、入居期間の混在など、「○×○」に注目し、規模・オペレーション・共用空間・+αという視点から、研究の解を見出す。

■COCOLABO2013ホームページ
http://www.cocolabo.jp/


ニュースリンク先
http://www.cigr.co.jp/newsrelease/news/2013/07/_cocolabo_2013.html