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ファーストロジック『~年収800万未満の投資家56%はアベノミクスを実感していない~「不動産投資家 市況調査」実施』


株式会社ファーストロジックは、6月24日、不動産投資家を対象に行なった「最近の市況」に関する調査結果を発表した。

ファーストロジックは、不動産投資ポータルサイトである収益物件のマッチングサイト『不動産投資の楽待』を運営しており、本調査は同サイトに会員登録をしている不動産投資家を対象に本年6月にオンラインで実施、不動産投資家の『最近の市況』に対する見解について、344名の回答を得た。

【主な調査結果概要】
●年収800万未満の投資家56%はアベノミクスを実感していない
年収800万円未満の不動産投資家で、「アベノミクスを実感していますか?」との質問に対して「実感している」と回答した人は43%であった。年収800万円以上の不動産投資家は、「実感している」という回答が55%を占めた。すべての回答で、「実感していない」という理由として「期待が過熱しているのは感じるが、実体経済が動いているようには感じない」や「個人レベルでは実態的効果が体感できないから」などの回答が得られた。

●今後、ローンを組むなら固定金利と答えた投資家が63%
「これからローンを組むならどちらにしますか?」との質問に対して、固定金利と答えた投資家が63%、変動金利と答えた投資家が37%という結果となった。固定金利派の理由としては、「今後、金利が上昇しそうだから」という回答が大半を占めていた。変動金利派は、リーマンショック前と比べる理由が目立ち、「前回のリーマンショック前であっても金利はさほど上がらなかったので、今回も金利がそうあがることはないと思う」などの回答があった。

●いま投資物件が買い時だと答えた投資家は58%、今後の融資条件に注目集まる
「今、投資物件は買い時だと思いますか?」との質問に対して、買い時と答えた投資家は58%となった。買い時と答えた投資家は、「金融機関の融資条件が緩和されているので今が買い時だと思う」「価格上昇や金利上昇による、ローン審査の厳格化前に」という今後の融資条件を意識した回答が多く見られた。


ニュースリンク先
http://www.firstlogic.co.jp/wp-content/uploads/2013/06/firstlogic_press_201306244.pdf