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積水ハウス『防災と電力問題に対応するスマートタウン「スマートコモンステージ美田園」販売開始』


積水ハウス株式会社は、被災地の復興に寄与する取り組みとして、まちの省エネ・創エネ仕様と防災機能を高めたスマートタウン「スマートコモンステージ美田園」(宮城県名取市)の販売を開始した。

「スマートコモンステージ美田園」では、全40区画に建築する住宅を今年4月に販売開始したゼロエネルギー住宅「グリーンファースト ゼロ」とする。東日本大震災以降、節電や防災性能の向上へのニーズが急速に高まっている。また、政府は日本のエネルギー事情を反映し、全消費電力量の約3割を占める家庭部門で住宅のゼロエネルギー化を推進。2020年までに一次エネルギー消費量が正味(ネット)で概ねゼロとなる「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」を標準的な新築住宅とすることなどを掲げている。

「グリーンファースト ゼロ」は、「アルゴンガス封入複層ガラス」「高断熱サッシ」を採用した「ハイグレード断熱仕様」や「高効率エアコン」「LED照明」などの省エネ設備を採用し、日射・通風配慮設計などのパッシブ技術を取り入れることで、快適に暮らしながら、エネルギー消費量を大幅に削減。さらに太陽電池や燃料電池による創エネで「エネルギー収支ゼロ」を目指すゼロエネルギー住宅だ。家庭内のエネルギーの「見える化」に加え、太陽電池・燃料電池の発電量や蓄電池運転状況などの「見守り」機能を備えたHEMSも標準搭載する。

これらの高い省エネ性能と創エネにより、1世帯当たりで年間約29万円の光熱費削減が可能。 「スマートコモンステージ美田園」の40世帯で発電する電力量は、年間163MWhとなり、余剰電力は近隣へ供給(電力会社に売電)し、供給電力量は年間143MWh(一般家庭の約40世帯分)となる。“まちの発電所”として、電力問題の解消に貢献するとともに、年間で約160t(スギの木約11,500本相当)のCO2排出量削減にも貢献する。

※数値試算条件:仙台市に建つ128平米、3人家族、専業主婦、東北電力、仙南ガス、積水ハウスハイグレード断熱、太陽光発電4kW、燃料電池、高効率エアコン、蛍光灯+LED照明、断熱浴槽。一般家庭の1世帯当たりの電力消費量は、年間3,600kWh(電気事業連合会公表値)として試算。

【「スマートコモンステージ美田園」の特長】
●40世帯で約40世帯の年間消費電力量相当分を近隣に供給し、電力問題の解消とCO2排出量削減に貢献
●ゼロエネルギー住宅「グリーンファースト ゼロ」で1世帯当たり年間約29万円の光熱費を削減
●制震システム「シーカス」と3電池連動の「グリーンファースト ハイブリッド ゼロ」で災害時も安心なまち

【「スマートコモンステージ美田園」の概要】
●所在地:宮城県名取市美田園6丁目
●交通:仙台空港アクセス線「美田園」駅より徒歩5分
●総開発面積:総区画数9698.11平米/40区画(第1期25区画、第2期15区画)


ニュースリンク先
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/datail/__icsFiles/afieldfile/2013/05/21/20130521_2.pdf

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